ONEX’s blog

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CHANGE応募応援企画第1弾 譲れない想いをカタチにするにはに参加してみた

 

出展元:ONE JAPAN facebookページより

 

こんにちは、ONE Xのしゅんです。本日は5月31日に行ったCHANGE by ONE JAPANの講演内容について特に印象に残ったポイントをテキストアーカイブとしていこうと思います。伊藤羊一氏、麻生要一氏のお2人の原体験に迫るセッションでしたので、ぜひこの機会に読んでいただけると嬉しいです。

 

「譲れない想いの引き出し方」伊藤羊一氏

「changeしてchallengeしよう!」

伊藤さんからの一番のメッセージは「changeしてchallengeしよう!」。踏み出すと失敗することもあるけれど、やっていると友達が増え、仲間が増え、ネットワークが広がるのだそうです。

 

時代の変化とデジタル時代の変化のスピード

世界は急速にどんどん変わっており、デジタル時代がさらにそれを加速させています。コロナ禍でリモートの授業のやり方を教えてほしいっていう教育現場から伊藤さんが声をいただいた時に「そのリモートのやり方のセミナーをやろう」と発案してから企画して5日で1000人のイベント参加を集めることができたそうです。デジタル時代はインターネットが全てを繋いでいるから、そのスピードを加速させています。

 

だから、これからは自分たちで問いを立てて、話して、決めて、ビジネスを作っていく世界になっていくとおっしゃっていました。



「社内起業家にWILLは必要なのか」麻生要一氏

新規事業は誰でもできる。

麻生が仰るには、新規事業というのは特別な才能が必要な訳ではないのだそう。誰にでもできる。そして全てのサラリーマンは社内起業家として覚醒できるとのことです。例えば、営業。名刺交換・アポ取り・商談・プレゼンテーション・条件交渉・クロージング。こういった一つひとつの階段が営業に限らず大企業のあらゆる既存職種にあります。同じように新規事業も正しくやればできるようになるのだそうです。

 

そして新規事業にもっとも大切なもの。それは確認事例調査会議資料&社内上司先輩競合。この組み合わせの作業は新規事業をやっていく上で「全部いらない」とのことでした。必要なものは「仮説を顧客のところに持っていく。顧客の言ったことに基づいて仮説を修正する。この回転。この回転だけに集中することが新規事業をやる上で重要。」とのことです。

WILLははぐくむもの。

また、新規事業で気をつけなればいけないのは、「後の段階ですべきことを前の段階でやってはならない。」とのことです。そこでWILLが必要なのです。なぜなら世界を変えた人はみんな持ってるからです。WILL、言い換えるとビジョンやありたい姿。でも、それを見つけるのが難しいのです。しかしながら、麻生さん曰く、心配する必要はないとのことでした。それは、新規事業として成功するWILLは「発見するもの」ではなく、「はぐくむもの」だから。初めは小さな関心・興味・共感でいいのだそう。それを持って現場と本場にいく。そしてその現場で抱いた気持ちを誰かに話す。このサイクルを回すことによって、小さな興味が大きなWILLに育まれていくそうです。

「まずは言う。」

また、麻生さんが繰り返しおっしゃっていた「まずは言う。」「まずは誰かに話す。」このことが新規事業をやっていく上でWILLをはぐくむ上で重要みたいですね。そうやって言うことで、熱い想いを持った人同士がくっつき合うのです。また、言わないで頭の中で蠢いているだけの状態は考えているのではなく悩んでいるのです。自分がその話にその時興味を持っていなくても、色んな人とそのことについて話すのが大事。麻生さん曰く、「15人ぐらいと話したら誰かしらそういう話を持ってくる人に出会えるから」とのことです。

 

質問タイムで「仮説を持って顧客のところにいく、そして仮説を修正する」この回転の話が出た際に、最初は色んな顧客のところに行って顧客層がある程度定まってきたらそこでどんどん回すのが重要とおっしゃっていました。そして最初はアクションとか考えなくていいとのことです。「まずは、口に出して人に話すだけ。」でいいとのことでした。

 

新規事業の相談が来た際に、伊藤さんと麻生さんが気をつけていること。

伊藤氏「相槌だけ打ってとにかくその人にたくさん喋ってもらう。答えを言わない。」

麻生氏「悩み相談で来るけど、ほとんど悩み相談じゃない。やったら?しかない。」



パネルディスカッション「企業内で想いを実現するために必要なこと」

前半では麻生さん、伊藤さん、田中さんのWILLを、後半では参加者のみなさんの背中を押す話し合いが行われました。

麻生さんがアルファドライブを作った理由。

まず麻生さんがアルファドライブを作った理由です。リクルートに勤めていて社内起業プログラムの担当だった時、リクルートが上場し大企業病になっていった時期だったのだが、その中でその人たちに火をつけて新規事業をやらなければいけなかったのだそう。その時に「目が変わって変わっていく社内起業家をいっぱい見た。」とのこと。社会課題に当事者たちの現場に立ち会って、覚醒していく社内起業家を浴びるように見たのが、麻生さんがアルファドライブを作った原点になったそうです。

創業時と今のWILL。

今はもうWILLとかではなく、もうやって実現していってることだから次は0から1にしたものをグロースさせるためにはどうやったらいいかなというところに関心がいっているとのことです。

伊藤さんが武蔵野大学でアントレプレナーシップ学部を立ち上げた理由。

次に伊藤さんがなぜ武蔵野大学でアントレプレナーシップ学部を立ち上げたのかについてです。日本を元気にというのが一番の理由なのだそう。伊藤さん自身20代の頃メンタルがやられていてダメダメだったそうですが、その後転職先のヤフーで「フリーでフラットでファンな世界」というのを掲げていていいなと気付いたそうです。

最後にこのプログラムの二期参加者の田中さん。一年前と比べての感想です。

田中さん、

「自分たちで変えられるということに気付かされた。」

「権限を持っていない身で世界を変えられるということに気付かされた。」

 

自分の価値観と他人の価値観

伊藤さんが「他人から与えられたテーマでサラリーマン仕事で成功するのか。」と言う問いに麻生さんが「全員が新規事業やらなくていい。会社に熱量かけられるならそっちやって全然いい」とおっしゃっていました。

 

要するに、熱量をかけられるのであれば、どちらでもいいけど、今やってる他人の価値観から生まれたサラリーマン仕事に熱量をかけられないなら、自分のやりたいこととか新規事業をやったらいいのではないかという提案でした。

参加者に向けて、CHANGEエントリーへの後押し

麻生さん「白紙でいいから出してほしい(笑)」

伊藤さん「できなかったら途中でやめたらいい。会費もない。ここまで言って「そう問われているあなたはどうしたいのか。」ということを問いかけている。」

麻生さん「出さなくていいから動画撮るだけやってみてほしい。」

CHANGE事務局濱本「いや出してほしい(笑)」

 

最後に一言。

田中さん「迷っている人、知りたい人は相談会あるので、後押しするから参加してほしい。」

麻生さん「やる気ある人に向けて。必勝法を教えます。エントリーシートに書く内容を顧客のところ20人ぐらい行ってヒアリングしてきてほしい。通る。3人ぐらいでも通る。内容は雑でも通る。ヒアリングしたかどうかだけが大事。それをやれば誰でも通る。」

伊藤さん「麻生さんのおっしゃってた、まずは20人30人に聞いてみて、どんどん一個一個回していくと。それを回す力がWILL。」

 

CHANGE事務局濱本さん「自分のキャリアを振り返っても麻生さんと伊藤さんのお二人には感謝しかない。こういうイベントを通じて自分のようにみなさんも一歩踏み出してほしい。」

 

PART1を終えて、筆者の感想

このCHANGE応募応援企画の話を聞いて筆者が学んだのは、新規事業はちゃんと正しくやれば誰にでもできて、仮説と顧客の回転を回してそれに集中するだけでいいということです。その段階でWILLをはぐくむと。

 

また、人は変わりたい気持ちと今のまま現状維持をしたいという気持ちが両立してしまうことも理解しました。やりたいとは言うけど、やらない人が多いのはそういうことなのだと考えました。つまり、行動を選択をする際に、同じ指標で比較して判断したいのにベクトルの種類が全く異なるとそういった気持ちの両立が起きるのだなと考えました。







PART2

前回の参加者で受賞者の田中さんから

「迷っているなら絶対にやれ」

興味がある人に向けて、「迷っているなら絶対にやれ」とのことです。現在もマルホ株式会社に勤務する田中さん。なぜ参加してよかったかというと、「自分自身の力で全くのゼロから課題を解決できるようになるから。」だそう。

 

一歩踏み出すための環境

CHANGEの参加者は100名おり、100名が仲間。そして毎週日曜に3時から6時までウェビナーをやっていてマインドセットやスキルを習得できる環境が整っているとのことです。また、プロメンター陣も100名ほどいて、主要メディアからの掲載によるプログラムの後押しもあるとのことです。そして実装に向けて手厚いサポートもあるとのことです。

PART2を終えて、筆者の感想

CHANGEには変える環境が整っていて、あと応募するかどうかは自分が変わりたいかどうかだけだと考えました。固く考えず、ぜひ気軽に応募してみても良い、応募することで次の一歩を踏み出せる可能性は十分にあるなと思いました。

 

ライター:濱本舜也

就活生向け「素直に生きる」ということ

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ONE Xのりゅうです。今日は就活生の皆さん向けに「素直に生きること」について書きたいと思います。

 

23卒の就活生の皆さんは就活真っ只中でしょうか。24卒の皆さんは「これからいよいよインターンが始まる」という段階でしょうか。就活中は色んな社会人が「あなたのやりたいことはなんですか?」と問うてくるでしょう。「やりたい仕事は何ですか?」とも言われるでしょう。世の中には14000種類の職種があると言われています。しかも職種はAIやデジタルの進化などに伴って更に増えていっています。そんな中で14000分の1の天職と言われる仕事を見つけるのはほぼ不可能ではないかなと思うわけです。稼働を月に20日、40年働くとして、240日×40年で9600日です。毎日転職しても14000の職種を経験することはできません。笑

 

だから初めての就活で「天職に出会おう」と考えるのはだいぶ難しいのではないかなと思うわけです。知らないものは好きにもなれないので、まずはファーストキャリアをスタートしながら、より良い仕事、より好きな仕事を探索していくことが大事だと感じています。もしかすると今現在の社会にはあなたの天職はないのかもしれません。しかし5〜10年後にその天職が現れてくる可能性だってあるわけです。時代は変化していくので時代に合わせて仕事は変化していきます。その中であなたがより輝ける仕事にであえる可能性だってあるでしょう。

 

だからこそファーストキャリアで全てを掴もうとせず、自らの可能性を狭めずに常に興味や使命を探索し続ける姿勢が大事です。Tipsとしては下記でしょうか。

 

・ファーストキャリアで全てを掴もうとしない

・出会えたキャリアは何かのご縁なので全うする

・自らの興味開発を常に心がけて面白そうな機会には飛び込む

・知らないと好きになれないので、知れる機会を大切にする

・社会の変化に敏感になり、次の時代の仕事を創造していく

・自分の心の声に素直に向き合う

 

人は特性上、短期的な利益を求めすぎます。すぐに成功を掴もうとします。また、長期的な利益をディスカウントしてみてしまいます。すぐに圧倒的な成功を掴もうと思いすぎると理想と結果のギャップに愕然とするでしょう。しかし、日々の積み重ねで得られた知見やノウハウは人生にレバレッジをかけて莫大な利益をもたらしてくれるでしょう。自分の心に素直に向き合い、少しずつ悩みながら興味開発をしていきましょう。私たちも含めて他人の意見を聞きすぎるのも良くありません。他人からのフィードバックはギフトだと思って、参考にはさせていただくが、全てを受け入れる必要などないです。だって、他人には自分の人生に責任持てないですから。

 

私が好きな書籍に「道をひらく」という本があります。その一節を紹介します。

 

あきらめろというのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。

 

他人の道に心を奪われ、思案にくれてたちすくんでいいても、道は少しも開けない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。

 

それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

道をひらくー松下幸之助

 

悩めることは尊いことです。昔に比べると圧倒的に職業の選択肢が増えて、自由になってきたからこそそれぞれがキャリアについて悩めるわけです。けど、悩んでばかりだと皆さんの人生の道は前には進みません。何かしらの決断をして、歩みを進めることが大事です。

 

キャリアに答えなどありません。

答えを求めるのは大学生までにしましょう。

選んだ選択を正解にしていきましょう。

 

皆さんの就活がうまくいくことを応援しています。

就活生向け!自己分析と企業分析!

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こんにちは。ONE Xのりゅうです。最近、就活生の相談に乗ることが増えました。就活の進め方に悩んでいる学生さんが多いみたいなので、まずはテキストベースで自己分析と業界分析あたりから考え方を記載していきます。よく研究されている皆さんにとって釈迦に説法な内容も多いかもしれませんので「そんなの知っとるわい」って人は読み飛ばしていただければと思います。

 

「なぜ、自己分析と業界分析が大事なのか?」

 

まずはこの問いについて応えていこうと思います。


「彼を知り己を知れば、百戦してあやうからず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らずして己を知らざれば、戦う毎に必ずあやうし。」


これは、中国で500年続いた春秋戦国時代(漫画キングダムの時代)に孫氏によって書かれた戦争の書(孫氏の兵法)で最も有名な文句の1つです。ユニクロ創業者柳井さん、ソフトバンク孫正義さん、パナソニック創業者松下幸之助さん、中国アリババ創業者のジャック・マーも愛読書の超有名な本なので、一度は読んでみてもいいと思います。

 

自己分析=自分(己)を知る
業界分析=相手(彼)を知る

 

上の文は古臭くて若干読みづらいので、ちょっと解説。要するに、自分を知って、相手を知れば"負けにくいよ"と言ってるんです。ポイントは"負けにくいだけで、これで勝てるとは限らない"ということです。


自己分析、業界分析をしても、勝てるわけではありません。しかし、負けにくくなるので、やるべきことだとは思います。自己分析と業界分析は皆さんの武器になるので、まずは武器を持って戦いに挑みましょう。丸腰では、戦争でも就活でも死んでしまいますので。


◉自己分析について
自己分析の手法は世の中に沢山あります。全部を説明してると、何文字あっても足りなくなるので、今日は代表的な「自分年表」というものを紹介します。


ー自分年表とはー
自分年表とは「自分の過去の記憶に残っている事象と感情の浮き沈みを年表みたいに書き出すことで、自分自身の判断軸を発見する手法」です。これを実践するときのポイントは下記の通りです。

❶自分の過去の記憶で印象的だった事象順に感情曲線と合わせてプロット。
❷プロットした事象について「なぜ自分はそんな感情になったのか」「なぜそんな選択をしたのか」といった理由を書き出していきます。
❸なぜを何度か繰り返しながら、①自分の判断軸、②自分の好き、③自分がどんな役回りなら息を吸うようにできるかを書き出していきます。
❹書き出した自分の年表とそこでの発見について他の人に説明し、フィードバックをもらいます。
❺相手の客観的なアドバイスをもとに再度①自分の判断軸、②自分の好き、③自分がどんな役回りなら息を吸うようにできるかを書き直してみます。


ざっくり言うとこんなところを気にしながら、自分年表を作り上げると下記がわかるようになると言われています。


・自分が大切にしている価値観は何か
・自分が好きなことって何か
・自分が得意で息を吸うようにできることは何か


面接で如何にも聞かれそうな内容ですね。笑 これは1人でやってみてもいいのですが、2人か3人でやる方が効果的なので、ぜひ同期の人や先輩とやってみてください。


◉業界分析について
業界分析についても色んな手法がありますが、まずは「業界研究」ってタイトルが書いてる類いの本を買う、もしくは似たようなWebサイトを全部読んでみるというのがオススメです。その上で興味ある業界・企業をチェックして合同説明会や企業説明会に申し込んで、企業側の話をふむふむと聞いてみるのが良いと思います。闇雲に業界研究をみても時間を浪費するので、チェックしておくべき観点を下記に書いておきます。


・経営理念に共感できるか
・興味のある事業領域か
・社員のカルチャーにフィットしそうか
・会社が潰れるリスクはあるか
・その会社や財閥の歴史はどんなものなのか
・給与は具体的にどのくらい入るのか
・勤務地はどこになる可能性があるのか
・サステナビリティへの取り組みはちゃんとしているか
・産休や育休、有給は取りやすいか
・産休育休後の復帰率は高いか
・福利厚生はある程度充実しているか


ここら辺は、個々人の価値観で優先順位つけつつ、ざっくりこのくらい見てみたら抜け漏れはないかなぁと思います。ぶっちゃけ年収は業界ごとに大きな差があるので、どういう業界が年収高めなのかとかは軽くチェックしておくと良いかもしれません。


ー財閥という切り口ー
財閥によってカルチャーが異なる部分もあると思いますので、内資系企業をみるときはどの財閥なのかはチェックしておくと参考になるかもしれません。一般的によく言われているのは下記のようなことですが、必ずしも当てはまるわけではないと思います。そこら辺は実際に働いている人に聞いてみてくださいね。


・三菱:御三家強い、トップダウン気質
・三井:商業系強い、ボトムアップ気質
・住友:関西、工業系が強い

 

その他の企業・財閥も独自の文化があると言われているので、その企業の沿革・メインバンクがどこなのかという観点でみてみるのも面白いかもしれません。


ーバリューチェーンできってみるー
業界の切り方ですが、バリューチェーンでみるという方法もあります。あくまで下記は、私見での切り方で企業によっては、川上から川下まで事業領域として持っているところもございますので、ご参考程度にしてください。


❶有形商材系の場合
・川上企業
→新日鉄住金、三菱マテリアル、東レ、東洋紡他
・川中企業
→デンソー、アイシン、村田S/S、島津S/S、日本電産他
→トヨタ、ソニー、パナソニック、NTT、中外製薬、武田薬品工業、キヤノン他
・川下企業
→アマゾン、楽天、ヤマダ電機、トヨタディーラー、イオン、セブンイレブン他


❷コンテンツ商材系の場合
・川上企業
→映像クリエイター、音楽クリエイター、漫画家他
・川中企業
→映像制作会社、Avex、Sony Music、ユニバーサルミュージック、ベネッセ他
・川下企業
→Netflix、Hulu、Spotify、Renta、ジャンプ他


❸法人向けソリューション企業
・Salesforce、SAP、日本オラクル、SPEEDA、富士通、NTTデータ、野村総研他
・電通、博報堂、東急エージェンシー、大広、ADK他
・BCG、アクセンチュア、マッキンゼー、ATカーニー、デロイトトーマツ他
・リクルート、マイナビ、ワンキャリア、パーソル、コーンフェリー他
・三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事他
・MUFG、SMBC、みずほ、SBI、りそな他


事前に業界分析するのは大事なことなのですが、スケジュール的に早くから選考しているところは早めの分析と本番対策が必要になってきますので、注意です。最近は早期選考なども増えてきているようなので、企業情報は常にチェックするようにしましょう。

 

11月:外資コンサル、マスコミ
12月:経団連に所属しないIT企業
1月:外資系製薬企業、消耗品系企業、ベンチャー、中小企業
3月:経団連所属企業系が応募解禁
4月:大手系が順次面談開始
5月:大部分の新卒採用が終了
6月:内定辞退分の追加募集、中小企業募集

 

ざっくり例年通りだとこんな感じのスケジュール感だと思います。


結論。自己分析と業界分析は重要だと思います。しかし、それに気を取られすぎて、試験のタイミングを逃すとか、面接練習等を怠ることのないように気をつけていきましょう。ご参考まで。

 

就活生向けのまとめ記事はこちらに置いていますので、ぜひご覧になってみてくださいね! 

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就活生向け!最終面接の挑み方!

こんにちは。ONE Xの濱本です。今日は就活ネタです。皆さんの就活は順調でしょうか?最近Twitterなどを観ていると、

 

「第1志望の最終面接です!」
「最終まで来たけどどう伝えたらいいんやろ」
「これを通れば最終や!」

 

みたいなツイートを観る機会が増えてきました。ということで、今日は最終面接の挑み方についてのTipsをまとめておこうと思います。


皆さんは一次面接、二次面接などと最終面接の違いを説明することはできますでしょうか?「できるよん」という人はこの投稿はスルーで全然問題ありません。「え?全然わからんのやけど。」って人がいたらこの先を読んで頂ければと思います。

 

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まずは皆さん、人事担当者の気持ちになってみてください。書類選考を通して、次は一次面接。どんなことを想像しますか?何があれば、この人を二次面接、最終面接に送り出そうと思いますか??一次面接、二次面接では下記の観点をみているとよく言われます。


❶カルチャーフィットしているのか?
❷募集要項とマッチする特性があるか?
❸他の選考者に比べて秀でているものがあるか?


まぁ一般的な内容すぎるので、あんま驚きもなかったかと思います。❶〜❸で◎がつけば、人事担当者の人は上長に推薦文を書けますね。会社の風土と合っていて、今回の募集要項と合っていて、他の選考者よりもイケてる!ってことなので、とりあえず二次面接とか最終面接まで通しておこうか、って話になると思います。


では、次に人事責任者の気持ちになってみてください。一次面接、二次面接を通過して、次はいよいよ最終面接。何があれば、この人を採用しようと思いますか??
最終面接では下記の観点をみます。

 

❶カルチャーフィットしているか?
❷募集要項とマッチする特性があるか?
❸他の選考者に比べて秀でているものがあるか?
❹本当にこの人はうちが第一志望なのか?
❺この人は長く勤めてくれそうか?
❻具体的な配属イメージがあるか?
❼採用した場合、何かやらかす可能性はないか?

 

❹〜❼が追加されましたね。人を採用するということは生涯賃金ベースで3億〜6億円くらいをその人に投資することを意味します。外資は少し異なりますが、内資企業の場合は「一度採用すると、簡単に解雇することはできない。」って思いながら、慎重に採用を進めていきます。なので下記のリスクは避けたいと考えます。


❹内定を出したけど、辞退された
❺就職したけど、早期に辞職した
❻内定を出したけど、配属部署がなかった
❼就職したけど、職務規定違反で解雇した


❹〜❼はめちゃ大事な観点なので、人事責任者の人を安心させてあげる必要があります。危なっかしい人は採用しづらいですよね。笑

 

❹間違いなく第1志望の企業である
❺長期的に物事を頑張れる人である
❻企業側の採用枠に合わせて仕事の具体的なイメージができている
❼基本的な社会人ルールが守れそうである


これらを説明していく必要がありそうですね。

 

❹は特に大事なので、特出しして説明します。私がよく使っていた"本気度アピール"コメントを下記に書いておきます。これを伝えたら必ず通るわけではないですが、自分なりの本気度アピール決め台詞を作っておくと良いと思います。

 

「今日で採用活動を終えるつもりで荷物まとめてきました。」
「内定を数社もらってますが、御社が第一志望なので、ここで内定をもらえたら、他社は即座に辞退の連絡をするつもりできました。」
「(超真剣な顔で)今日は、改めて御社への想いを語らせて頂きます。」
「まだ学生の身分なので実績はありませんが、御社に必ずや価値を発揮できるよう全力で取り組んでいきます。」


人事責任者からすると、「第一志望でもないのに、なんで最終面接まで受けに来たんや。。舐めとんのか?」ってなります。ぜひ熱量を込めて話せるように、考え方などをしっかりまとめておきましょう。

 

私の場合は地方住まいだったので、大阪まで毎回出ていき、泊まり込みで就活していました。だいたい最終面接時には本気度を荷物でアピールしていました。笑 なんか宿泊用のバッグを持ってると「こいつはマジでここで就活終えようとしてるんやな。」と思うじゃないですか。言葉だけでは伝えきれないことを行動で示していました。


❺は長期的に取り組んできたことなどをエピソードベースで語れる方が良いかと思います。すぐ諦める人というイメージを作らせないことが大事です。事前にアピールできるエピソードを用意しておきましょう。もしくは学生時代頑張ったことに、その要素を入れておきましょう。


❻は最終面接の前にどんな仕事内容があって、自分が採用されたら、どんな部署でどんな職務に就く可能性があるのかをよーくインタビューして聞いておいてください。実際問題、この辺をミスると下記のようなことが起こってしまうかと思います。

 

・この部署に行きたいと言われたけど、今年はそこのポストは採用予定がないから、人的には魅力的だったけど、採用は見送った。
・その部署の採用枠はあるんだけど、そこは1人しか採用するつもりなくて、AさんとBさんを比較したら、Bさんの方が適任そうだったので、Aさんは落とさざるを得なかった。

 

自分が採用される可能性のあるポストは本当に存在するのか?そこの採用人数はある程度いて、自分が入り込む余地はあるのか、について事前に社員さんなどへ確認しておいた方が良いと思います。


❼は結構大事です。凄く優秀そうな人でも利己的な発言が多かったり、人にマウントをとるような発言をしていたり、礼儀がなってなかったりすると、採用リスクがあると判断されて落とされることがあるかと思います。最低限の社会ルールは守れそうであること、素直で真面目そうであることは、しっかりアピールをしていく必要がありそうですね。


以上、❶〜❼の観点を網羅していたら、人事責任者の人も気持ちよくあなたを推薦できます。人事責任者は常にあなたの「採用理由」を周りに説明しなければならない義務を負っているので、「あなたである理由」をしっかり伝え切るべきです。応援していますので、ぜひ頑張ってくださいね!

 

One more thing.

 

これらのことを面接で伝える上で非常に大切なコミュニケーションの方法を伝えておきます。

 

〜だと思います。
〜と考えています。
〜したいです。

 

末尾にこれらの言葉を使っている人は、自信がないように見えてしまうので、意識的に使わないようにしていきましょう。

 

〜です。
〜します。


これらを意識すると言葉一つ一つに力強さが増していき、プレゼンテーションの説得力が増してきます。もちろんわからないこと、エビデンスがないことは断定的に話すべきではないと思いますが、断定しても良い話まで弱くして話す必要はありません。ちょっとしたTipsですが、これらの末尾を意識的に変えていくことで、あなたのプレゼンテーション能力は高まっていきますので、ぜひ気をつけてみてください。

 

最後に。このような不況時の就活では、通常よりも更に企業側にとって有利な就活になりがちです。ぜひ学生が主体的に内定を取って、進路選択できるようになればと思っています。皆さん、頑張って〜!

 

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就活生向け!雨が降ったら、傘をさす!

「雨が降ったら傘をさす」


こんにちは、ONE Xのりゅうです。今日はちょっとコラム的にコロナ禍の就活にも役立ちそうな経営者の名言を紹介させて頂きますね。これは、日本の起業家・経営者なら知らぬ人はいないであろう松下電器(現パナソニック)創業者の松下幸之助爺の言葉です。一応私も親族が自営業で、私自身もパナソニック社員なので、この辺の言葉はよく聞きます。

画像に含まれてるかもしれへんもの:1人以上とアウトドア


さて、これはどういう意味なんでしょうか?ポイントを3つに絞って語っていきたいと思います。皆さんの就活にも役立つTipsが散りばめられていますので、ぜひ参考にしてみてください。


❶事前準備が大切
→皆さんも出かける際は天気予報を観ますよね?もし、天気予報を見ない人がいたとしても今日は空が曇ってるか、晴れているかくらいは、空をみて確認しますよね?雨の日に傘をさそうと思ったら、天気の変化を事前に察知する必要があります。今回の皆さんにとっては「コロナショック」が雨みたいなもんですよね。コロナショック後に起こることを事前に察知して、就活の対策をする必要があるって話です。平時の就活と有事の就活はやり方が異なるので、早めの準備に越したことはないよね、という話です。事前準備で結果は大きく変わります。

 

❷自然体で振る舞う
→皆さんにとって、雨の日に傘をさすことは当たり前ですよね。当たり前のように準備をして、当たり前のように対応をしていく。環境の変化にできる限り無理することなく順応していく姿勢が大事だということです。好景気、不景気は繰り返します。自然の摂理なので「うわぁ、俺らだけめっちゃ損やん」とか思わず、「なんかレアな就活できるんか、ラッキーやん」くらいな気持ちで進める心持ちが大切だと思います。私もリーマンショック時の就活でしたが、採用数を絞っていたこともあり、入社してきたメンバーは優秀で面白い人ばかりでした。入社した際に面白い人に出会える確率が上がると考えて、入社後の生活を楽しみにしておきましょう。


❸コントロールできることに集中する
→天気はコントロールできません。好景気、不景気もコントロールできません。他人や企業もコントロールできません。コントロールできるのは自分のみです。就活時は自分のパフォーマンスを最大化することに集中しましょう。コントロールできないことを気にしていると、精神的に良くないです。コントロールできることだけに集中し、

 

「今ココ!」

 

に集中し、その中で最善の策を練っていく姿勢を忘れず、進めていきましょう。
「雨が降ったら傘をさす」これは経営哲学としてよく語られる文句ですが、コロナ禍の就活、そして皆さんの生き方、働き方、くらし方でも参考になるポイントが多いんじゃないでしょうか??天気、そして景気、時事のチェックを怠らず、常に時代に適応し、時代を創っていける人物になっていきましょう。私もまだまだ未熟ですが、時代を創っていく側の立場になっていけるようがんばります。皆さん、応援してます!

 

こちらに就活まとめ記事も作っているので、興味ある記事もぜひ覗いてみてください!

 

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就活生向け!就活の向き合い方編!

こんにちは。ONE Xりゅうです。今日は就活系の記事を書いていこうと思います。「自分の選択肢の幅を広げてみよう」って話ですね。

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❶民間企業以外の選択肢
民間企業向けの就活をしていると、民間企業しか選択肢がないように思う瞬間もあるかもしれません。しかし、一度立ち止まって全ての選択肢が自分の掌にあることを認識しておいた方が良いと思います。

 

社会起業家
・スタートアップ起業家
NGO/NPO法人への就職
・一般社団法人などの非営利系組織
・中央省庁
地方自治体公務員(市区町村、県庁など)
・医療従事者等


言ってみれば当たり前のことですが、上記のように世の中には民間企業以外の仕事をされている方も多くいらっしゃいます。私の場合は総合電機メーカーに勤めていますが、塩尻市役所の特任CIO、経済産業省グリーン成長若手ワーキンググループ審議委員、ONE X、ELPIS、ONE JAPANなどの活動を兼務しています。

 

世の中にはビジネスモデルが成り立たず、民間のミッションとなっていないものが沢山あります。それはNGO/NPO地方自治体などが国の予算などを活用しながら、事業として推進しています。

 

人口が右肩上がりだった高度経済成長期とは異なり、現在の行政職員やNGO/NPO法人社員などは、人口減少や過疎などの、難易度の高い課題に向き合わなければならなくなってきました。私自身も行政の方々とプロジェクトを推進しながら、よく感じていることですが、今の行政には複雑な課題に向き合うプレイヤーが求められています。更には「地方をなんとかしたい」という強いWILLを持った行政職員が求められています。


安定のための行政職員ではなく、攻めの行政職員をもっと増やしていきたいし、行政を検討している皆さんにはそういった存在になってほしいと心から思っています。

 

「行政に勤めよう!」

 

とか言うつもりはありませんが、一度選択肢を広げて客観的に、メタ的にキャリアを捉える工夫をした方が、学生の皆さんの意思決定をした進路に結果的に自信を持てると思っています。いつまでも全ての選択肢を頭に入れ続ける必要はありませんが、一度広く捉えてみて、あらゆる選択肢を検討するステップは行っていた方が良い気がしています。


❷あらゆる業界をみてみる
よく学生の皆さんには、


「知らないものは好きにはなれない」


という話をさせてもらっています。私は就活を始めるまで「商社」という仕事があることすら知りませんでした。笑 皆さんからすると「どんだけ情報弱者やねん」とか「これだから岡山の田舎もんは」とか思われてるかもしれませんが、マジで商社がどんな仕事をしているのか、全く知らなかったんです。笑


電通とか博報堂のような広告代理店の仕事についても全然知らなかったです。就活始めてから広告代理店の先輩に出会って、


「こんな面白そうな仕事あんねや」


って気付かされました。結果的に商社にも広告代理店にも行くことはありませんでしたが、就活の段階でこの2つの業界を知っていたことは仕事を進める上でもだいぶプラスに働きました。入社1〜4年目までは商社の人と仕事をすることがありました。入社7〜8年目は広告代理店の人と仕事をしていました。就活時に、彼らの仕事内容を知る機会があったので、一緒に仕事をする際にもコミュニケーションがしやすかったのをよく覚えています。


社会人になるとなかなか他業界の仕事内容を詳しく理解するという機会に恵まれないんですよね。なので、この機会に「知らない業界を知る努力」をすることをおすすめします。


思い返せば学生時代に商工会議所の青年部に所属し、地方自治体の方々とか中小企業の社長とかとやりとりしていたから、今現在行政の人たちと心地よく仕事ができているし、メーカー以外の業界をみていたからこそ、商社や広告代理店など異なる業種の皆さんとストレスなく仕事を進めることができるようになってるんやと思います。


就活の時だけ意識してねという話ではないのですが、知らない業界のことを知り、社会構造を理解することは今後のキャリアや自分の生き方のスタイルを決めていく上で、とても大事なことだと思っています。少し冗長になってしまいましたが、皆さんも価値観ガチガチに絞らず、あらゆる選択肢をテーブル上に出してからキャリアを選択してほしいと思って書かせてもらいました。皆さん、応援してますよ〜!

 

こちらに就活まとめ記事も作っているので、興味ある記事もぜひ覗いてみてください!

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就活生向け!まとめ記事!

こんにちは。ONE Xのりゅうです。今日はこれまで書いてきた就活関連記事のまとめをしていきたいと思います。ここからいくつかのブログへ移行してもらえると嬉しいです。

 

◉22卒の皆さんへ社会人10年目のおっさんが伝えたいこと

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◉就活を進める時の心の持ち方 

 

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◉オンライン面談の挑み方 

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◉就活の向き合い方

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◉グループディスカッションの挑み方 

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◉志望理由対策法 

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◉自己PR関連の対策法 

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◉就活生向け!最終面接の挑み方!

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ここのコンテンツは今後も増やしていきたいと思うので、またご覧頂けると嬉しいです。毎日記事書くぞ〜!

就活生向け!自己PR関連の対策法!

こんにちは。ONE Xのりゅうです。先ほどは志望動機について書いたので、ここでは自己PR関連について書いていこうと思います。これもいろいろな書き方があるので、参考程度にしていただけると嬉しいです。まずは、自己PR系の代表的な質問項目を挙げてみます。

 

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《通常編》
❶学生時代に頑張ってきたことはなにか?
❷学生時代に苦労してきたことはなにか?
❸自分自身の強みを教えて下さい。
❹自己PRをしてください

釈迦に説法かもしれませんが、どの問いにも共通する考え方を伝えておきます。


①一問につき、エピソードは1つ
1つの問いに対して、エピソードは1つで返すのが基本です。エピソードを3つ語っても、エントリーシート内では深掘りできず、読み手もあなたのことを想像しきれず、説得力が落ちてしまうのです。なので、エピソードを1つに絞り、できる限り読み手が想像できるレベルの具体的な内容を記載します。

 

②一問一答形式を守る
質問に対して、まずは1文で回答することも重要です。エントリーシートに限らず、ビジネス上ではPREPと呼ばれる文章構成を頻繁に使います。

 

・POINT 結論
・REASON 理由
・EXAMPLE 事例
・POINT 結論

 

冗長な文章になると、読み手からすると「俺の大切な時間奪うなよ〜。結論、何が言いたいねん。」てなります。こんなこと思われてしまったら損しかないですね。だからはじめに質問に対してズバッと回答を用意します。その上で理由を説明し、具体的なエピソード事例を交えて説得力を高めます。最後はそのエピソードでの「気づき」を書いて、結論で締め括るというのがエントリーシートの文章の基本形です。志望動機と自己PRも一緒ですね。


❶〜❹は似たような質問なのですが、ちょっとずつ質問している意図が変わってくると思って回答していました。


❶は「実績」重視傾向強め
❷は「経験の学び」重視傾向強め
❸は「職種との相性」知りたい傾向強め
❹は最もフラットな質問

 

まずは、この質問の意図に則した回答をすることが大事です。回答の的を外してるとコミュニケーションできない人みたいにみえてしまうので、マジで気をつけた方がいいです。そして、当たり前といえば当たり前なのですが、特徴的な実績がある人は注目されやすいと思います。


・世界選手権優勝
・日本一のトランペット奏者
・インカレ決勝進出
・世界ディベート大会優勝
数学オリンピック優勝
・3ヶ国語を自由に使いこなせます

 

これはA5ランクのお肉みたいなものなので、どんな調理をしても大抵美味しくなると思います。笑 素材がめちゃくちゃいいから、多少焦げても美味いですよね。笑

 

「待って。俺、そんなA5ランクのお肉みたいな実績持ってないわ。」

 

って人も安心して下さい。大抵の人はそんな素材は持っていません。ここで重要なのは、スーパーのお肉も一流のシェフの調理次第で、美味くなれるってことです。例えが下手くそですかね?!笑 スーパーのお肉を美味く作ろうと思うと火加減、調味料を良くする必要がありますよね。自己PRで火加減、調味料になるのは、下記のようなことなんです。


定量的な数字(100人の組織運営など)
・リーダー、マネージャーなどの役割
・経験を通じた気づき(その人の価値観)


上記3つに加えて、面接時は「プレゼンテーション能力」も調味料になります。

 

皆さんもこんなこと身に覚えがあるんじゃないでしょうか?学生時代、飲み会ばかりで全然頑張ってなかったやつが、面接でめちゃくちゃ上手くいっちゃうケース。これは大抵、飲み会などを通じてプレゼンテーション能力や傾聴力が高くなり、学生時代のエピソードが多少弱くても、めちゃくちゃスパイシーな調味料(プレゼンテーション能力)のおかげで、超美味しいお肉になっちゃうみたいなことが起こる現象ですね。真面目に愚直に大学生活送ってた人が、飲み会ばかりやってた人に負けるのってめちゃくちゃ嫌だし悔しいですよね。だから「面接練習」は大事なんです。就活はプレゼンテーション能力をめちゃくちゃ試される場ですので、そのつもりで準備を進めた方が良いです。就活に限らず、プレゼンテーション能力はビジネスシーンで常に試されると思って良いと思います。あのIPS細胞で有名な山中教授も「伝えるのが半分」と仰っていましたね。


以上が自己PRで気をつけることでした。志望動機、自己PRを書いていると、どうしても他人が理解しづらい大学サークル独自の表現とか大学生特有の表現を使ってしまうことがあるので、「誰が読んでもわかる文章か」について色んな人にチェックをしてもらった方が良いと思います。自分以外に5人くらい見てもらったら、殆どミスがなくなりますので、そんなことを心がけながら客観的な視点をエントリーシートに取り入れるようにして下さい。皆さん、がんばってください。

 

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就活生向け!志望動機対策!

こんにちは。ONE Xのりゅうです。今日は志望動機について、私見を語っていこうと思います。ここは色んな書き方があると思うので、あくまで参考の1つとして読んでみて下さいね。

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◉志望動機について
志望動機はこの1つの問いに答えれば良いのです。

 

・なぜ弊社に入りたいのか?

 

これです。この問いを因数分解すると3つに分けることができます。

 

❶色んな業界の中でなぜこの業界なのか?
❷同じ業界内で複数社ある中でなぜ弊社なのか?
❸実際、弊社に入ってどんな挑戦をしたいのか?

 

❶〜❸の問いに答えることができたら、他社に行く理由がなくなります。では❶〜❸をどのようにして説明していけば良いのでしょうか??

 

❶色んな業界の中でなぜこの業界なのか?
→これは業界への興味ですね。なぜこの業界に興味を持ったのか、自分自身の原体験ベースで語れることが大事だと思っています。自己分析と業界分析で自分自身の興味領域を明確にさせ、自分の体験談と合わせて業界への興味を語ります。ここでのポイントは「誰でも語れる内容を書かないこと」です。一度書いてみて、ほかの人でも同じことを語れてしまうかという観点でチェックをすれば、自分独自のストーリーによる業界志望動機が作り上げられます。体験談は1つ絞って語ると良いと思います。

 

❷同じ業界内で複数社ある中でなぜ弊社なのか?
→これは会社への興味ですね。トヨタじゃなくて、なぜホンダなのか。ソフトバンクではなくて、なぜKDDIなのか。電通ではなく、なぜ博報堂なのか。これを語れる必要があると思います。同じ業界内だと似たような事業をやっている事業者は沢山ありますので、そこをある程度論理的に語る必要があります。これは下記3つの全部、もしくはいずれかを語れれば良いと思います。

 

①経営理念・ビジョンへの共感
②従業員カルチャーへの共感
③尖ったテクノロジー・事業への共感

 

企業人事がどんな視点で評価してるかというと「この人は入社しても辞めたりしないかな?」です。そこで必ず確認するのがカルチャーフィットです。カルチャーフィットは大きく分けて、①経営理念と②従業員があります。


①は宗教などでも同じですよね。キリスト教の信者は、そこにあるキリスト教の理念に共感しています。イスラム教、仏教、日本神道なども同じですね。理念へ共感している人は熱心な信者となり、長くその宗教を支えてくれます。企業の経営理念も似た様な部分があると思っていまして、そこへ共感してくれているかというのは極めて重要な観点となります。


また、②のそこで働く従業員との相性というのもみているかと思います。当然、その考え方なども含めて一緒に働きたいと思う人を採用し、そうではない人は不採用になるかと思います。企業人事は経営理念から落とし込んだ具体的な従業員の人物像を採用時にイメージしていると思いますので、そこは各企業人事の発信をよくチェックすることも大事ですね。


例えば、リクルートだと「圧倒的当事者意識」「見立てる仕立てる動かす」と言った言葉が有名ですよね。採用の不自由からの解放を掲げてきた企業なので、社会の「不」を解決することに全力で取り組む企業カルチャーがあると思っています。また、トヨタでは「宴会の主催をやれるような人物」が求められるとよく言われます。トヨタグループは16社あり、その傘下には更に膨大な企業群があるので、彼らを取りまとめて推進する力が必要ということで、こう言った能力を重視しているのだと思います。ここではリクルートトヨタを挙げましたが、これは一例ですし、これに限るわけではないので、あくまでご参考にしてみてください。各企業人事が大事にしていることというのは必ずあるので、それが何かを見極めて、企業人事が求める人材に上手くフィットする内容を語るのは、極めて重要なポイントです。


③の尖ったテクノロジー・事業への共感というものもあるかもしれませんが、①②に比べると優先事項は落ちます。テクノロジーや事業は時代と共に移り変わっていくものだからです。江戸時代に馬を育てる事業をしていた人は今、存在しないですよね。それは車にとって変わられたからです。ガラケーで先陣を切っていたノキアは瀕死状態ですね。事業は企業にとって、大事なものではあるのですが、必ず守っていかなければならないものではありません。時代の需要に合わせて変わっていくべきものです。一時期、京セラの稲盛和夫さんが「アメーバ経営」という考え方を世に広めましたが、まさにそういったアメーバのように柔軟に時代に対応する事業者が生き残ります。その考え方、視点が大事だと思います。最近だと、スドケンさんのブログがバズってましたね。

 

「世界は落下している」

 

というメッセージを出していました。世界には重力があり、それに逆らうことはできない。重力の方向性を見極めて、事業を進めていく必要があるというメッセージでした。詳細は下記ブログをご覧になってみてください。

sudoken.hatenablog.com


❸実際、弊社に入ってどんな挑戦をしたいのか?
→これは言い換えると「どんな職種・役割でどんなことをやりたいの?」という意味になります。この問いは、エントリーシートでは志望動機と別項目で質問されているケースもあります。❶❷は就社理由でしたが、❸は就職理由ですね。

自分にはどんな特徴があり、どんな役割が得意で、どんなことに夢中になれるのか。会社に入ってから自分が活躍することで会社をどう変革していきたいのか。AS IS→TO BE的にどんな変化を起こしたいのか、を語り尽くすことが重要だと思います。「こんなことがやりたい」というよりは、自分のエピソードと紐付けで、「自分ならこういうことが実現できる」というのを自分の言葉でロジカルに熱意を込めて話せることが重要です。ここもあなたにしか語れないエピソードと共に話すことがおすすめです。

❶〜❸を網羅していたら、大抵抜け目がないので、志望理由については書類で落とされる可能性は限りなく低くなるでしょう。書類で落とされたら面接機会を失うので、なんとしても受かりたいですよね。

 

ちょっと余談的ですが、企業によっては、自由フォーマットで提出を求める企業もあります。これは何を求めているのかというと、


・観る側に気を遣ってわかりやすくて、見やすい書類を出してくれるか

 

だと思っています。企業人事は1日に数十〜数百枚のエントリーシートをみるはずです。数百枚も一気にみていると、文字だらけのやつとか頭に入ってこなくなってしまいますよね。笑 なので、自由フォーマットの記述の場合は工夫を凝らして、わかりやすく読みやすいものを作り上げて下さい。

 

・色
・写真
・絵

・図面

 

などを使える場合はそれを織り込むのも良いかもしれませんね。ビジュアルがあると人の理解度は高まります。一度完成したら、他の人に読んでもらうのがオススメです。だいたい自分で作ると主観的になって、客観的な目線が疎かになるので、第三者の目線でみてもらうことが大事になります。ぜひこれらの内容を参考にして頂き、志望理由のをブラッシュアップしていっていただけると嬉しいです。

 

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就活生向け!グループディスカッションの挑み方!

こんばんは、ONE Xのりゅうです。ツイッターなどをみていると22卒の採用活動もかなり本格化し始めているみたいですね。そこで今日は、皆さんお馴染みのグループディスカッション(以下、GD)について少し解説していこうと思います。

 

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一応、GDが初めての方のために、少しだけ概要を解説をしてから、選考通過のためのコツを書いていこうと思います。基本的にはGD関連書籍とかにも書かれている内容だと思うので、わかってる人は読み飛ばして頂けると!

 

まず、
「なぜGD選考があるのか」
から解説していきます。完結に言うと、

 

個別面談では見れないポイントがあるから。

 

ですね。実際の仕事では、プレゼンスキルだけではなく、チームでのコミュニケーションスキルやプロジェクト進行スキルを求められるシーンが多く、GDをすることでそのスキルの一部が観れるからでしょうね。てかGDの対策本とかにも書いてる内容ですね。笑

 

 ・プロジェクトマネジメント力
 ・論理的思考能力
 ・タイムマネジメント
 ・クリエイティブ思考能力
 ・プレゼンテーション能力 などなど


短い時間でもある程度この辺の雰囲気(当然全てみれるわけではない)は見ることができます。企業人事はこのあたりをみているんだろうなと思ってGDに参加することをオススメします。では、GDはどのような流れで進むのでしょうか?ざっくり流れを解説していきますね。


❶企業からディスカッションテーマが与えられる
→これは、自社の課題に紐づくテーマを設定される場合が多いですね。企業分析をある程度している人が有利に応えられるものにしていることが多いですよね。他には最近の時事ネタとかもちょこちょこありますよね。相対的には企業課題系の方がテーマ設定として多い気がします。この辺は「GD テーマ」とかでググったらそれっぽいものが沢山出てくるので、参考にしてみてください。

 

❷メンバーの役割を決める
→ここではリーダー、タイムキーパー、書記、発表者を決めます。これはゲームみたいなものなので、皆さんが得意な役割を選んで進めればいいと思います。リーダーが選考通過しやすいという噂が流れていたりしますが、議論に積極的に参加できており、論理的な意見が言えていたら、どんな役割の人でも通るはずので、あまり気にしないことですね。逆にどんだけ役割を持っていても議論に積極的でなく、論点と異なる意見とか繰り出すと落ちる原因になってくるので注意しましょう。

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◉リーダー

リーダーはファーストペンギンであることが多いので注目されやすいです。リーダーをやることになったら、誰が何の役割をやるのか、メンバーの意見を汲み取りながら、意思決定をしていきましょう。その後の議論の中心はリーダーが取り仕切って進めていきましょう。

 

◉タイムキーパー

タイムキーパーははじめに、リーダーへ全体の議論スケジュール(いつまでアイディア出しをして、いつまでにまとめて、いつまでに発表準備をする)をサクッと決めてもらうように指示しましょう。結構大事な役割です。タイムキープできてないと議論が途中で終わることがあります。笑

 

◉書記

書記は議論の内容をまとめつつ、メンバーに内容を共有しながら、不足している部分がないかを確認していくことを心がけましょう。書記もなんだかんだ議論の進捗を見える化する役割なので重要です。最近はオンラインでのGDなので、画面共有しながら進めることが多いんですかね?!

 

◉発表者

最終的に議論の内容をまとめて、PREP(Point, Reason, Example, Point)で発表できるように準備をしておきましょう。発表者は最終アウトプットの質を決める感じになってくるので、重要な役割ですね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

❸前提条件を決める(ターゲット、期間など)
→殆どの場合、企業から与えられるテーマはざっくりしており、前提条件を決めておかないと議論が進まないことが多いと思います。たまに前提条件もガチガチに決まってるやつもありますが、それは稀だと思います。なので、ターゲットや期間、地域など前提条件をある程度定めてから進めるようにしてください。❸が抜け落ちていて議論が前に進まないケースはマジで多いので注意です。


❹課題を特定する
→テーマには解くべき課題があります。まず、今回のテーマにおける課題は何なのかを特定します。課題はだいたいの場合、企業側から提供される資料で補えることもあれば、外部情報を知らないと課題特定できないこともあります。それはテーマによって異なるので、解くべき課題は何なのか、それを解くための材料は揃っているのかを早期に確認していきましょう。その際、リーダーはメンバーがそれぞれ話せる機会を作れるよう気配りをして進めましょう。


❺ソリューションを考える
→ソリューションはアイディアベースで考えていきましょう。具体的には、課題を特定してそれに紐づくソリューションを提示していきます。ソリューション案がたくさん出てきて収拾がつかなくなることもあるかもしれませんが、時間制限ありのディスカッションなので、なんとかして無理やりにでも結論を出すよう心掛けましょう。リーダーはメンバーの意見が出てきて、それをまとめられるようにマネジメントしていきます。書記は書き出しながら、内容をまとめていきます。タイムキーパーはスケジュール通りに進んでいなかったら発破をかけて、オンスケになるよう頑張ります。発表者は議論した内容を発表できるように準備します。そして発表者はPREPで発表します。まさにチームプレイですね。

 

ここまではGDの流れでした。さて、次はGDを進める上で心がけるポイントを伝えておきますね。下記3点です。


①その日のグループは仲間と思って取り組む
→GDはグループ全員が受かることもあれば落ちることもあると思います。てか、良い議論ができていると全員受かるという話はよく聞きます。なので、グループ内で仲良くなり、蹴落とし合うことのないように工夫する必要があります。蹴落とそうとする人もたまにいるので「みんなで受かろう」って素直に伝えて進めましょう!


②議論が良い方向に向かうよう全力で努める
→審査員はグループメンバーに気を遣いながら、メンバーの意見を引き出していけるよう進められているかどうかをよく見ています。
なので、
*発言が少ないメンバーのフォロー
*議論の方向性の軌道修正
*議論の流れの仕切り
これらのようなことを意識的に行うようにしていきましょう。議論が盛り上がり、どんどん前に進めば、そこのグループメンバーは全員受かると思いますので、そのようなマインドセットで取り組んでいきましょう。

 

③とにかく場数をこなす
→GDは慣れているとパフォーマンスを発揮しやすく、慣れていないとパフォーマンスを発揮しにくい選考試験の典型例だと思います。やればやるほど上手くなるので、GDは練習しまくりましょう。慣れてくると、役割、前提条件、タイスケ決めまでを1〜2分でできるようになります。そのくらいのスピード感でできるようになれば、GDのプロになれると思います。笑 


以上、GDについて殴り書きでここまできてしまいましたが、ポイント、コツなどなんとなくわかってきましたでしょうか??GDは10回くらい練習すれば、ほぼみんな問題なく進められるようになると思います。外資コンサル系のGDはちょっとテーマ的に難しめのものが出てくるので、外資コンサル狙いの人は注意しましょう。フェルミ推定など地頭使う系のことが試されます。まぁこれも10〜20回くらいやれば特に問題なくできるようにはなると思うので、気負わず対策していきましょう。


最後に。③にも書きましたが、これは場数が命です。GDは努力さえすれば上手くなるので、対策しっかりしていきましょう。ぜひGDを選考通過して次の選考に進みましょうね。応援してます、頑張って!

 

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就活生向け!オンライン面談の挑み方!

最近は、就活でもオンライン面談が当たり前になってきていると思います。それに関連する最近の気づきをここに書いておきますね。色んな人と話していると、オンライン面談になって、結構接続系のトラブルが発生することが多いみたいですね。面談に集中できず、評価できない状態になると皆さんのこれまでの努力が水の泡になります。この辺はトータルで対策しても数千円くらいで収まるレベルなので出来る限り準備はしておきましょう。

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❶照明で印象は大きく変わる
→女優ライトとか言われる円タイプのライトなどがオススメですかね。Amazonなどで安いのがあるので、揃えておいた方がいいでしょう。カメラは上に設営しておくとより好印象になりやすいです。ちょっとしたTipsですが、印象を出来る限りよくする工夫をしておきましょう。

www.amazon.co.jp

 

❷通信環境は極めて大事
→fast.comなどで自身の通信速度がどのくらいあるのかチェックしておきましょう。20〜30Mbpsくらいは欲しいですよね。これより低いと面談で影響出る可能性もあるので、1Mbps以下の人は通信環境改善に努めておきましょう。特にお昼時など時間帯によって通信環境悪くなることもあるので、時間帯別でチェックしておくことをお勧めします。一番安心なのは光回線などです。そのような環境を確保出来る人は必ず準備しておきましょう。

インターネット回線の速度テスト | Fast.com

 

❸マイクはできればクリアなものを
→心配な人は有線のコンデンサーマイクなど安いやつを購入しておいた方がいいかもしれませんね。ミニジャック式のイヤホンマイクだと、線が痛んでくると急に雑音が入ってきて、面談どころではなくなります。余計な不安は取り除きましょう。

www.amazon.co.jp

 

❹画面背後くらいは綺麗にしておこう
→面談する際に、背後に掃除機や洗濯物などが映っていると、生活感丸出しやな。笑 て思われますよね。社会人的には流石に大事な面談の機会にそのくらいは準備しとこうよって気持ちになるので、ある程度の対策はしておきましょう。


せっかく皆さんが努力してもこういうしょーもないところで落とされると本当にアホみたいなので、オンライン面談環境は整えておくようにしましょう。オンラインの環境問題で上手くいかないと、落とさざるを得ないというのが企業の本音やと思います。企業によっては一度くらいは挽回のチャンスがあるかもしれませんが、二度目はまずないと思います。万全の体制で臨むようにしていきましょう!

 

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2021年以降に起こりそうな変化の話

皆さん、明けましておめでとうございます。ONE Xのりゅうです。今日は2021年以降に起こりそうな変化の話をしたいと思います。以下の内容は、あくまで個人的な見解ですので、ご容赦ください。昨年は皆さんご存知のように新型コロナ(COVID-19)が世界中に感染拡大し、日常生活を大きく変えてしまいました。コロナの影響で日常生活、働き方、公共システム、趣味など全ての領域において、見直しを図らなければならない状況になったかと思います。下記画像はほんの一部ではございますが、コロナ前後での変化と拡大してきたプロダクト・サービス事例をまとめてみました。

 

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私は海外旅行や音楽フェスが大好きなので、自分自身の趣味を全否定されたような気持ちになり、非常に辛い1年でした。しかしながら、嘆いていてもしょうがないので、

 

「オンラインでどこまで感動体験を創れるのか」

 

というチャレンジをしてきた年でもありました。2020年は社外において下記4つの取り組みを進めてきました。

❶市役所特任CxO取り組み(地域での新たな複業の形模索)

❷ふるさと兼業(地域と人材を結ぶサービス)

学生社会人座談会

❹大企業挑戦者支援プログラムCHANGE by ONE JAPAN

ONE Xとして取り組んできたのは❶❷ですね。2020年、働き方の変化を感じた人は私以外にも多くいたのではないでしょうか?もう少しマクロにこれまでの変化と現状起こっている課題をみていきましょう。その前にこの変化を予言し、対策を促していた方がいましたのでこの動画をご覧ください。

www.ted.com

ビルゲイツ、さすがですね。彼のプレゼンの中でもデジタル技術を活用した感染状況の可視化、バイオ系のプロセスイノベーションの話などが出てきています。世界レベルのイノベーターの視座は凄まじいなと感じます。 私なりに現状課題を整理してみました。

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この切り口はインキュベイトファンド社のレポートを参考にさせて頂いております。

note.com

❶医療

まず、医療領域。コロナ患者対応に伴う様々な課題が顕在化してきております。これはオンライン診療を加速すると共に、ワクチン開発のための周辺技術のイノベーションを加速していると思います。

◉製薬プロセスイノベーション

例えば、ワクチン開発のために、製薬領域におけるプロセスイノベーションが起こっており、少ないサンプル数で大量の検査を加速試験で実施できる技術が開発されてきています。RNAやDNAのカスタマイズを行うことで圧倒的に開発プロセスを短縮するスタートアップも増えてきています。製薬領域は、コロナをきっかけに現在進行形で大きなイノベーションが起こっている領域と言えそうです。

◉オンライン診療・服薬

日本医師会が反対していたオンライン診療領域も加速してきています。国内だとメドレーやリンクウェルのようなスタートアップが急激な事業拡大をしていると思います。海外では処方箋をもらう薬をより安い薬局から手に入れるGoodRXというサービスが出てきています。またオンライン服薬領域ではアマゾンのような大手テクノロジー会社の参入も進んできているようです。この辺りは今後も注視していきたい領域です。

◉オンライン手術

5Gの進化やセンサ技術の拡大で最も進化してきそうなのがオンライン手術(遠隔手術)の領域だと思います。特に日本において、この領域の進化は必須だと思います。日本の過疎化した地域のインフラコストは1000万円/人を超えてきているそうです。都市部に住む人は数百万円前半/人ということを考えると生きるためのコストが2〜5倍くらいかかっている計算になります。そのコストを負担しているのは都市部の人たちの税金なので、どこかのタイミングでインフラコストの見直しは図っていく必要がありそうです。過疎化地域は高齢者も多く、医療コストが支配的だと思いますので、オンライン手術の需要が今後一層高まってくるように感じます。

 

❷公共インフラ

次に公共インフラです。中央省庁では新たに「デジタル庁」が新設されて行政のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)が進められていっています。

◉行政情報の活用サービス

今後は、紙で保管するのは論外、PDF保管もデータ戦略上ありえないよねという流れが出てくると思います。基本的にはリアルタイムでデータを活用&更新できるようにするためにスプレッドシートでの管理&運用が推奨され、そういったデータを活用したビジネスが加速していくと思います。そういった取り組みでは比較的「会津若松」が進んでいる印象があります。公共データを全て民間が活用できるようにしていて、民間のデータ活用施策の支援を行えています。民間からの申請の処理も全てオンライン上で完結するシステムの導入が進んできそうです。これが広がる必要条件としてマイナンバーの導入があると思いますので、そこは政府の皆さんの導入施策に期待したいです。

クラウド型の行政サービス(オンライン署名等)

行政サービスはこれまでオンプレミスというそれぞれの自治体ごとにシステム開発をしていた流れがあったかと思いますが、今後はクラウド型に切り替わっていくと思います。代表的なサービスがオンライン署名のサービスです。クラウドサインやドキュサイン といったサービスが民間企業だけでなく、地方自治体にも導入されていくことで地域差のないユーザー体験が実現していくと思います。今後は区民、市民向けの窓口サービスもクラウド化していく可能性があると思っています。

再生可能エネルギーの推進

見出しをみて「コロナ関係ないやん」って思った方も多いかと思いますが、公共インフラ系でこの話題を外すことはできないと思い、あえて載せました。昨年、菅首相の所信表明でもカーボンニュートラル(以下、CN)の話題がありました。

www.kantei.go.jp

複数の有識者から「地球温暖化の加速に伴って、地球環境の変化が起こり、今まで眠っていた感染症・ウイルスが出てきてしまうだろう」と言われています。今回のコロナウイルスがこれに直接影響しているかはわかりませんが、コロナのようなパンデミックのリスクは地球温暖化によって拡大する可能性がある様です。そのため、化石燃料を使用しないシステムの導入が世界レベルで加速していくと思います。再生可能エネルギーを社会に導入していくためには、様々な課題があります。例えば、電力を安定的に導入できない、EVが普及してくると絶対的に使用電力が足りないなどです。ここはエネルギーのマネジメントシステムや蓄電池など保存系の技術の革新によって、支えられていくと思います。

 

❸金融

◉融資のDX

コロナショックのような有事の時に円滑に政府から民間企業へ融資が行われるエコシステムを作っていく必要があります。従来の融資手法では、企業倒産リスクを軽減することができず、実際に潰れるべきではない会社まで潰れてしまう現象が起こっていました。これは今後変わってくる可能性があります。例えば、リクルートAirレジやスクエア社のSquareなどがそれにあたると思います。店舗や工場などのPOSシステムの履歴データを元に融資判断を行うという流れです。今後は取引企業の履歴なども紐付けされていき、信用力が従来の財務の側面だけでなく、多面的な評価ができるようになると思います。上段でも増えた環境対応なども融資の際の評価軸として加わる可能性は高いと思います。更にいうと、UBER EATSなどの配送情報、スタートアップ企業「バカン」の空き状況可視化サービスの情報なども融資に関する情報として取り扱える可能性がありそうだと思っています。

◉世界基軸通貨の変化

現在の世界基軸通貨はドルです。これは2021年現在、揺るぎない事実かと思います。しかし、これからも世界基軸通貨であり続けるかどうかはわかりません。コロナ対策のために世界では約2000兆円の紙幣が刷られました。その影響で相対的に株価、不動産、金などの資産と言われるものの価値は上昇しました。最近ではデジタルゴールドと言われる「ビットコイン」の資産価値も上がってきています。コロナ対策が行われ続ける限りこの流れは変わらないと思います。新興国では通貨の価値が落ちすぎて、紙切れ同然になってしまっているところもございます。いわゆるスーパーインフレという状態です。これらの国にいる資産家は金やビットコインなどに資金を移すことで資産を守っています。ドルではなく、ビットコインに移しているのが注目のポイントです。

世界基軸通貨が今後何になるかというのは非常に色んな意見があり、面白い領域だと思います。候補は以下の3つかと思っています。

❶デジタル人民元

中国はデジタル人民元を急速に普及させることで、世界基軸通貨を元にしようとしていると思います。具体的にはアリババやテンセントなどの企業をほぼ国有化することで、デジタル決済の領域をより国のコントロール化において、デジタル人民元普及のドライバーに使うことで、世界の通貨の重力を変えていこうとしている様に思います。この流れは要注目だと思います。

facebookのLibra

2つ目はfacebook社が推進しようとしている仮想通貨「Libra(以下、リブラ)」である。当初は複数の主要通貨(USD/EUR/GBP/JPY)を担保として、新規通貨を発行する予定だったが、規制当局にNOを突きつけられて作戦変更を余儀なくされていました。2021年1月に発行との報道もある新リブラはドルを担保にして新規通貨を発行する予定の様です。facebook社はグローバルでなんと56億人のサービス利用者がいるとも言われているので、彼らが通貨発行を行うと本当に世界基軸通貨になる可能性はあるかもしれないと思っています。

ビットコイン

3つ目はビットコインです。ビットコインについては2年前のバブル崩壊もあり、投機商品とみている人も多いのは事実だと思います。しかしながら、この2年間でだいぶ信頼性が高まった資産と言えると思います。米国の名だたる機関投資家ビットコイン保有を表明し、PayPal社のVenmo、Square社のCashAppでビットコインの取り扱いが開始され、利用者ほとんどが少量のビットコインを必ず保有する方式を取ったことで、安全資産としての位置付けのみならず、決済手段としての位置付けも高まってきたと思います。また今年はCoinbaseのIPOも予定されており、彼らが新規上場を果たすとSECなどの米国規制当局の信頼も担保した通貨としての位置付けを確保することになり、一層信用力の高い通貨になる可能性があると思います。

 

個人的にはビットコインが最も世界基軸通貨に近いのではないかと思っています。理由は思想的なものです。ビットコインは「分散型通貨」と言われていて、アンチ中央集権の象徴としての位置付けも強かったです。デジタル人民元もリブラも中央集権であることに変わりはないので、そういった意味でビットコインを支持する人が増えていくような気がしています。ツイッター社、スクエア社CEOのジャック・ドーシーやテスラ社のイーロン・マスクビットコインを好意的に捉えているのも注目のポイントです。ビットコインの欠点はマイニングコストが高いことです。電力消費も凄いので、そこの技術革新が行われていくのではと思います。そういった意味でビットコインからハードフォークしたライトコインにも注目しています。

 

❹娯楽

次は娯楽です。音楽フェス大好きな私にとって、フェスに一度も参加しない衝撃的な年でした。大好きなフジロックYouTubeのオンラインライブ配信となり、スパチャでめちゃくちゃお金を突っ込んだのも良い思い出です。さて、これについても語っていきます。

◉ライヴの新たな形を提示したサービス

まず、注目すべきはサザンオールスターズ、B'z、嵐といった超有名どころのアーティストがオンラインライヴを実施して大成功したところです。彼らはオンラインライヴのメリットである「何人動員しても動員コストがかからない」という特徴をフルに活かして、ライヴを実施しました。結果は皆さんご存知の通り大成功だったようです。2021年はこのような形のライヴがより多くなっていくと同時に、オンラインの中での感動体験設計のために色んなサービスが世の中に出てくると思います。Fortniteや荒野行動などのゲームとのコラボも注目ですよね。ゲーム内でもう一人の自分を動かしていくレディープレイヤーワンやマトリックスのような世界が現実になりつつありますね。

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クラウド型サービスの進化

次は、クラウド型サービスの進化ですね。その代表格はNeflix、YouTubeTikTokだと思います。これはカテゴリを主に2つに分けられると思います。

・ストック型

NetflixYouTubeなどで従来からある編集された動画を撮って、それをアップロードしていくタイプのものです。2020年はYouTuberの配信側の人口がめちゃくちゃ増えて、カテゴリごとに主要なプレイヤーが分かれてきている印象です。著名なYouTuberも視聴回数が上がってこなくなったと嘆いている人も増えてきています。これまでオフラインで体験設計をしていたディズニーやスポーツ関連の人たちもこの領域に入ってきました。ディズニープラスやFUBO TVなどです。版権の影響でオンラインに参入しにくかった領域のプレイヤーも続々と参戦していきているので、2021年はさらにここの領域が拡大していくと思います。またこういったサービスをハード面で支えるROKUのようなサービスも今後は一層拡大していくと思います。

ライブ配信

これも言わずもがなですが、17Live、YouTube Live、TikTok Live、インスタライブなどライヴ型&投げ銭タイプの配信サービスが増えてきました。この領域の音声サービスも続々と出てきていますね。中国ではあたり前のように進められているライヴコマース系もそろそろ日本でも始まってくるんじゃないかと思っています。この領域は売り方の変革にも繋がってくるので、今後地域企業の皆さんも要注目ですね。

◉ライヴの一体感を味わうサービス

今年はオリンピック・パラリンピックがあるので、観客の声援、選手への応援などがオンラインでも手触り感のある形で届いていくサービスが進んでくると思います。この辺は色んなコミュニティで色んなアイディアを聞くことがあるので、今後注目していきたいポイントですね。

 

❺仕事

最後は仕事の領域です。ここは非常に自分自身大きな変化がありました。2020年は3月以降殆ど出社することはありませんでした。在宅勤務でここまでほぼ全ての業務を遂行しました。世界ではWork From Home(WFH)というワードが流行り、株式市場ではよくWFH銘柄と言われることもありましたね。仕事をしていて感じるのは下記3つの課題です。

・オンライン化に伴うセキュリティの課題

・オンラインのみのチーミングの課題

・在宅に伴う多様な働き方への対応課題

それぞれの課題に合わせて語っていきたいと思います。

◉在宅勤務のセキュリティ

在宅勤務に伴い、セキュリティの課題が多方面で発生していたかと思います。それをサポートするサービスであるクラウドストライク、ジィースケーラー、OKTAなどのサービスが一気に世界に広まって印象があります。これまでのオンプレミス型のセキュリティではなく、クラウド型のサイバーセキュリティサービスの需要が急激に高まり、一気に広まっていきました。この流れは在宅勤務者が減ったとしても一定数の需要が残り続けますし、導入へのハードルが非常に低いサービスばかりなので、これからも使われ続けると思います。

◉オンラインでのチームワーク系サービス

これは私自身、本業を進める中で最も苦労したもところです。やはり初めて一緒に仕事を進める人とリアルで会ったことがない場合、信頼関係構築にすごく時間がかかるし、腹割って話すのが非常に難しいと感じました。こういったチームワーク、組織コミットメント向上のためのツール群が今後は増えていくと思います。国内勢ですとUnipos、Wevox、ハピネスメーカーなどのサービスがございますが、戦国時代の様相ですね。非常に面白い領域になってくると思います。ちなみにZOOM、Slackなどのコミュニケーションツールの進化も起こってくると思います。今は使いやすいけど、未完成な状況だと思います。ここのユーザー体験の進化が起こることで、一気にチーム力を高めやすい環境が整う可能性もあります。

◉多様な働き方についてのサービス

在宅勤務になったことで、移動時間が短縮されて、隙間時間を本業の業務や複業などに充てられるようになってきました。グローバルではフリーランス向けにFiverrというサービスが急速に拡大しています。このサービスはECでモノを購入するかのように仕事を受けようというコンセプトでサービス設計されています。世界中の人たちと仕事を進められるサービスです。これからの働き方に即したサービスとして今後も伸びていくと思っています。

https://www.fiverr.com/

日本でもクラウドワークス、ふるさと兼業、SOKUDANなど複業・兼業サービスが急速に拡大しているという話を聞くことが多くありました。我々ONE Xとしても「ふるさと兼業」「塩尻CxO Lab」の企画・運営を進めていくことで、複業が日本国内でも進んできていることを実感する機会が多くありました。

furusatokengyo.jp

shiojiricxolab.onexxxx.com

塩尻市は実際に、国内のプロフェッショナル人材を市役所の特任CxOとして採用するという手法で民間人材を巻き込んでいきました。これは2020年のワークストーリーアワード大賞を受賞し、今後もこのような座組みが全国で増えていくことを感じさせる良い流れですね。国内大手企業ではヤフーが100人以上の複業人材を受け入れる求人募集を行っていました。複業は受け入れ企業とのマッチングが難しいという課題もあります・これは、複業人材と受け入れ企業を結ぶコーディネータ的な役割の人材が増えていくことで、複業の一層の促進が進んでいくと考えています。実際に「ふるさと兼業」はそこの課題を克服しながら、サービスの拡大を図っています。

www.nikkei.com

日本では「自分の社内スキルが社外で活かせるかわからない」という人が多く複業が進まない現状があります。日本の大企業・中堅企業にいると下記課題を誰もが感じたことが一度はあるかと思います。

 

・企業内の価値観に固定化されてしまう

・外と情報を取得するのが億劫になる(コンサルに頼るばかり)

・部分的な業務しかしないため実力に自信がつかない

・社内調整ばかりで現場の顧客の課題に向き合いづらい

 

これらは、現場で実際に起こっている人たちの声をもとにしたものです。私自身、これはスキルの可視化と一歩踏み出す機会の創出で解決される場合が多いと感じています。ONE Xでは「シゴトの掛け算で世の中の変革を加速する」というコンセプトを掲げ、これらの課題を解決する大企業向け複業推進サービス「JOB HASH」というサービスを立ち上げました。

jobhash.onexxxx.com

これからの時代は複業で新たな気付き・原体験を積み重ねつつ、それを本業に活かしていくというサイクルが形成されていくと思います。働き方がより多様化し、共創によって事業が開発されていく世の中になると思いますし、それを促進するためのサービスを世の中に出していきたいです。ぜひこちらについては応援をお願いします。企業人事、企業内新規事業開発責任者の皆さんはぜひJOB HASHのサービストライアルをご検討下さい。

 

少し最後は宣伝チックになってしまいましたが、以上が2021年以降に起こるであろう変化の話でした。2020年は「課題に溢れる年」でした。2021年は「課題を解決するサービスに溢れる年」にしていきたいですね。皆さんと事業創造を進められることを楽しみにしています。

 

就活生向け!22卒の皆さんへ社会人10年目おっさんが伝えたいこと

皆さん、2021年あけましておめでとうございます。ONE Xハマです。早速ですが、ガチンコの就活時期になってきたので、リーマンショック後の就活を経験した人間から、最近思っていることを書かせて頂こうと思います。ブログの一発目の記事は、就活関連ということになりました。

昨年の内定率は68%だったそうです。11卒の私の年は、確か58%だったと記憶してます。しっかりとしたエビデンスはないものの、来年度の就活は11卒の年と同程度くらいまで内定率が下落するんちゃうかなぁと思ってます。予想通りだと、10人のうち6人が内定のイメージです。


来年度はコロナの影響で、航空会社は恐らく採用見送り、また先日は旅行会社が採用中止してリストラやるニュースを拝見しました。旅行業は全体的に厳しそうですね。イベント施工会社のようなオフライン展示会やショウルームやってるところも大打撃のようです。感覚的には、私が就活してた時とニュースの様相が似てきています。私の年も採用中止や採用9割削減のニュースが沢山出ていましたので、雰囲気が近いなぁと感じています。

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私が大企業の創業社長とかなら「みんなを採用してやるぜ」って言って採用しまくりたいのですが、そんな影響力は今のところないので、就活アドバイスしかできません。残念。泣


不況時の就活は戦略的に進めないとマジで内定取れないことがあります。実際に私の就活年も、優秀な同期とかが内定無しなんて良くありました。起業したり、個人事業主で生きていける人はそれでも全然良いかと思いますが、企業に雇われたい人は下記を心掛けておくことをオススメします。以下ちょっとしたアドバイスです。参考程度にしてみてください。


❶実際の内定数は想像よりも悪い
→いつの時代も内定ゲッターは1人で5〜10社くらいの内定を獲ります。ということは、内定が一部の人に集中してしまい、全体的には採用率が下がってきてしまいます。企業側も不景気時は厳選して採用したいという想いが強くなってしまうので、巷で流れる内定率より実際は悪い状況になりやすいと思います。好景気時代の先輩の助言は、参考程度にして、超対策しまくっていきましょう。人気企業はだいたい1/100とか言います。1/100に入る作戦を早めに練っていきましょう。

❷自己分析や業界分析は内定には"直結"しない
→自己分析や業界分析が、重要なのは間違いないです。しかし、それよりも模擬面接練習や実践練習の方が圧倒的に内定率に"直結"します。人事のメッセンジをきちんと汲み取り、面接(プレゼンテーション)に如何に活かすか。野球で打ち方のイメトレをするのは大事なんですが、実際に素振りしたり、試合でバッターボックスに立つ方がよっぽど大事です。本番は最高の練習の機会になるので、今から練習できる機会があればどんどん活用した方が良いと思います。


❸段取りが十分な人が大抵勝つ
→❷にも似ていますが、段取りが9割です。そして、新卒就活は「どのくらいやったかより、いつ始めたか」が重要だと感じています。最低限下記くらいはやっておきましょう。やっている人とやっていない人で雲泥の差がつきます。

 

・普段、10〜30歳離れた大人と話す機会が少ない人は意図的に話す機会を増やしましょう。あまり慣れてない人は、毎日話してリハビリするのがオススメです。どうしても声出ない人はカラオケ行って歌いまくるのもおすすめです。発生練習になります。

・自己分析と業界分析は早々に行って、できる限り早めにESドラフトを書いて、どんどん周りの社会人や先輩大学生に添削してもらいましょう。自分自身が作れる最強のESを早めに作り上げておきましょう。そして残りの時間をできる限り面接練習に費やしましょう。

・証明写真はケチらず、カメラのキタムラとかでお金をかけて超イケメン、超美人に撮ってもらっておきましょう。企業人事は写真結構観ているはずですし、面接の時の顔のイメージより履歴書の写真のイメージの方がこびりつきます。

・SPI系のウェブテストは大抵中学生レベルの試験です。コンサル系では一部地頭力試される試験がありますが、それらも含め、大学生の皆さんなら模擬練習しまくれば、全然余裕で100点近くは取れる問題ばかりのはずですので、今から練習問題解きまくって準備しましょう。筆記試験はそれなりに大事だと思いますので、対策はしておきましょう。

・オンライン面談時は照明、カメラ位置を良くして、できる限り好印象に映る工夫をしましょう。第一印象は最後まで頭に残ります。そして、人は明るさで錯覚します。笑

・面接練習は、代表的な質疑応答3〜5個を300回ずつくらい練習しましょう。普段あまり話さない人は、口廻りの筋肉が落ちているはずなので、口動かしまくってハキハキ話せるようになっておきましょう。話している様子は必ずビデオに撮って、改善ポイントを箇条書きにして、修正していきましょう。これ、300回やると本当に効果あります。

 

このブログを読んだ皆さんの就職の選択肢が広がり、ハッピーになるよう少しばかりのサポートができたらと思っています。もちろん「やりたいことを見つけて、それをやれる」ことがベストですが、こういう不景気のタイミングで、天職に1発目から出会えるのは至難の業なので、仕事があるだけでもラッキーだと思って、内定頂けるところがあるなら、有り難く頂いて行った方がいいんじゃないかなと個人的には思ってます。1社目外れでも第二新卒とかもありますし。もちろん色んな生き方があるし、働き方があるので、そこは自由にやって頂きたいと思うのですが、不景気舐めてたら、結構痛い目に遭うと思うので、気をつけて準備してほしい!というリーマンショック打撃を受けたおっさんからのアドバイスでした。笑

 

「じゃあハマさんって、なんでこんなことやってるんですか?」って聞かれることがあるので、先に答えておきます。

 

リーマンショック後の就活がマジで大変だったからです。「あの頃辛かったな」って今でも思い出します。私は地方大学生だったので、情報格差も半端なく、全てにおいて後手後手でした。だからめちゃくちゃ苦労したんです。就活後半、救世主のように大手商社と大手広告代理店の先輩らに助けてもらえて、自分なりの挽回策を立てて、結果的に内定数社頂きました。私自身先輩に超助けられたので、後輩にも何かやりたいなぁと思い始めて今に至ります。


大学4年時は、就活サークルの副代表をして、ES添削500枚以上、面接練習200回以上やって、後輩の希望企業就職のサポートができたので、多少そこら辺のノウハウもあります。今後はPay it forwardの精神で、就活生のサポートもしていけたらと思いますので、困った方がいらっしゃれば交流型のfacebookグループを覗いてみてください。

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こちらに就活まとめ記事も作っているので、興味ある記事もぜひ覗いてみてください!

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