こんにちは。ONE Xの濱本です。今日は就活ネタです。皆さんの就活は順調でしょうか?最近Twitterなどを観ていると、
「第1志望の最終面接です!」
「最終まで来たけどどう伝えたらいいんやろ」
「これを通れば最終や!」
みたいなツイートを観る機会が増えてきました。ということで、今日は最終面接の挑み方についてのTipsをまとめておこうと思います。
皆さんは一次面接、二次面接などと最終面接の違いを説明することはできますでしょうか?「できるよん」という人はこの投稿はスルーで全然問題ありません。「え?全然わからんのやけど。」って人がいたらこの先を読んで頂ければと思います。
まずは皆さん、人事担当者の気持ちになってみてください。書類選考を通して、次は一次面接。どんなことを想像しますか?何があれば、この人を二次面接、最終面接に送り出そうと思いますか??一次面接、二次面接では下記の観点をみているとよく言われます。
❶カルチャーフィットしているのか?
❷募集要項とマッチする特性があるか?
❸他の選考者に比べて秀でているものがあるか?
まぁ一般的な内容すぎるので、あんま驚きもなかったかと思います。❶〜❸で◎がつけば、人事担当者の人は上長に推薦文を書けますね。会社の風土と合っていて、今回の募集要項と合っていて、他の選考者よりもイケてる!ってことなので、とりあえず二次面接とか最終面接まで通しておこうか、って話になると思います。
では、次に人事責任者の気持ちになってみてください。一次面接、二次面接を通過して、次はいよいよ最終面接。何があれば、この人を採用しようと思いますか??
最終面接では下記の観点をみます。
❶カルチャーフィットしているか?
❷募集要項とマッチする特性があるか?
❸他の選考者に比べて秀でているものがあるか?
❹本当にこの人はうちが第一志望なのか?
❺この人は長く勤めてくれそうか?
❻具体的な配属イメージがあるか?
❼採用した場合、何かやらかす可能性はないか?
❹〜❼が追加されましたね。人を採用するということは生涯賃金ベースで3億〜6億円くらいをその人に投資することを意味します。外資は少し異なりますが、内資企業の場合は「一度採用すると、簡単に解雇することはできない。」って思いながら、慎重に採用を進めていきます。なので下記のリスクは避けたいと考えます。
❹内定を出したけど、辞退された
❺就職したけど、早期に辞職した
❻内定を出したけど、配属部署がなかった
❼就職したけど、職務規定違反で解雇した
❹〜❼はめちゃ大事な観点なので、人事責任者の人を安心させてあげる必要があります。危なっかしい人は採用しづらいですよね。笑
❹間違いなく第1志望の企業である
❺長期的に物事を頑張れる人である
❻企業側の採用枠に合わせて仕事の具体的なイメージができている
❼基本的な社会人ルールが守れそうである
これらを説明していく必要がありそうですね。
❹は特に大事なので、特出しして説明します。私がよく使っていた"本気度アピール"コメントを下記に書いておきます。これを伝えたら必ず通るわけではないですが、自分なりの本気度アピール決め台詞を作っておくと良いと思います。
「今日で採用活動を終えるつもりで荷物まとめてきました。」
「内定を数社もらってますが、御社が第一志望なので、ここで内定をもらえたら、他社は即座に辞退の連絡をするつもりできました。」
「(超真剣な顔で)今日は、改めて御社への想いを語らせて頂きます。」
「まだ学生の身分なので実績はありませんが、御社に必ずや価値を発揮できるよう全力で取り組んでいきます。」
人事責任者からすると、「第一志望でもないのに、なんで最終面接まで受けに来たんや。。舐めとんのか?」ってなります。ぜひ熱量を込めて話せるように、考え方などをしっかりまとめておきましょう。
私の場合は地方住まいだったので、大阪まで毎回出ていき、泊まり込みで就活していました。だいたい最終面接時には本気度を荷物でアピールしていました。笑 なんか宿泊用のバッグを持ってると「こいつはマジでここで就活終えようとしてるんやな。」と思うじゃないですか。言葉だけでは伝えきれないことを行動で示していました。
❺は長期的に取り組んできたことなどをエピソードベースで語れる方が良いかと思います。すぐ諦める人というイメージを作らせないことが大事です。事前にアピールできるエピソードを用意しておきましょう。もしくは学生時代頑張ったことに、その要素を入れておきましょう。
❻は最終面接の前にどんな仕事内容があって、自分が採用されたら、どんな部署でどんな職務に就く可能性があるのかをよーくインタビューして聞いておいてください。実際問題、この辺をミスると下記のようなことが起こってしまうかと思います。
・この部署に行きたいと言われたけど、今年はそこのポストは採用予定がないから、人的には魅力的だったけど、採用は見送った。
・その部署の採用枠はあるんだけど、そこは1人しか採用するつもりなくて、AさんとBさんを比較したら、Bさんの方が適任そうだったので、Aさんは落とさざるを得なかった。
自分が採用される可能性のあるポストは本当に存在するのか?そこの採用人数はある程度いて、自分が入り込む余地はあるのか、について事前に社員さんなどへ確認しておいた方が良いと思います。
❼は結構大事です。凄く優秀そうな人でも利己的な発言が多かったり、人にマウントをとるような発言をしていたり、礼儀がなってなかったりすると、採用リスクがあると判断されて落とされることがあるかと思います。最低限の社会ルールは守れそうであること、素直で真面目そうであることは、しっかりアピールをしていく必要がありそうですね。
以上、❶〜❼の観点を網羅していたら、人事責任者の人も気持ちよくあなたを推薦できます。人事責任者は常にあなたの「採用理由」を周りに説明しなければならない義務を負っているので、「あなたである理由」をしっかり伝え切るべきです。応援していますので、ぜひ頑張ってくださいね!
One more thing.
これらのことを面接で伝える上で非常に大切なコミュニケーションの方法を伝えておきます。
〜だと思います。
〜と考えています。
〜したいです。
末尾にこれらの言葉を使っている人は、自信がないように見えてしまうので、意識的に使わないようにしていきましょう。
〜です。
〜します。
これらを意識すると言葉一つ一つに力強さが増していき、プレゼンテーションの説得力が増してきます。もちろんわからないこと、エビデンスがないことは断定的に話すべきではないと思いますが、断定しても良い話まで弱くして話す必要はありません。ちょっとしたTipsですが、これらの末尾を意識的に変えていくことで、あなたのプレゼンテーション能力は高まっていきますので、ぜひ気をつけてみてください。
最後に。このような不況時の就活では、通常よりも更に企業側にとって有利な就活になりがちです。ぜひ学生が主体的に内定を取って、進路選択できるようになればと思っています。皆さん、頑張って〜!
就活生向けのまとめ記事はこちらに置いていますので、ぜひご覧になってみてくださいね!