ONEX’s blog

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Affirm決算確認〜今後の見通しは?〜

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こんにちは、ONE Xのりゅうです。今日はAffirmがアマゾンと提携後の決算ということで、個人的にも非常に注目していたので、備忘録的にブログを書いていこうと思います。今まで決算ブログは書かない主義だったのですが、今回だけ特別に。速報的に流したいので、詳細は後日書き加えるかもしれませんので、ご容赦ください。

■そもそもAffirmってどんな会社?

昨日のBNPL解説記事でも記載させて頂きましたが、Affirmはペイパル創業メンバーで元CTOのマックス・レブチンが創業した会社です。

 

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ペイパル創業メンバーはペイパルマフィアと呼ばれており、下記の写真が有名ですね。前方右前でワイングラスを持っているのがマックス・レブチンです。左前方にいるのが、ペイパル共同創業者でパランティア創業者でもあるピーター・ティールですね。間に挟まれているケイス・ロープはリンクトインとスクエアのシニアアグゼクティブ、その後ろにいるがたいが大きい人がリード・ホフマン。リンクトインの共同創業者ですね。その横でサングラスかけているのがロエロフ・ボザで世界一のVCセコイアキャピタルのGPです。水色の服を着ているのがYelpの共同創業者、ラッセル・シモンズ。左後ろにいるアディダスのジャージきているのが、Yelpの共同創業者ジェレミー・ストップルマン。ピーター・ティールの左後ろにいる人がデイビッド・サックス。Yammerの創業者ですね。とりあえず言えることは、ペイパルマフィアはドリームチームだったということです。

PayPalが作った天才起業集団「ペイパルマフィア」とは? | 起業tv

シリコンバレー のキーマンを辿るとPayPalマフィアにあたるとも言われているそうです。ここにイーロン・マスクも加わるんですから、とんでもない会社ですね。笑

 

Affirmの話に戻ると、マックス・レブチンはペイパルをスタートアップさせたのち、数千万ドルのキャピタルゲインを獲得して、離脱します。マックス・レブチンは社会主義国出身者で、米国に移住してきたときはクレジットスコアが悪く、お金を借りたりすることがなかなかできなかったそうです。そういった原体験をもとにAffirmを創業しています。創業当時、彼は下記のように考えていました。

 

『リーマンショック世代の若者(=ミレニアム世代)はクレジットカードや消費者金融などにを嫌うようになる。また、延滞料や多額の借金が複利で積み上がってしまうリボ払いを嫌悪するようになる。』

 

上記の考え通り、BNPLのサービスは個人ユーザーのリボ払いのペイン等(≒痛み、辛み)に向き合っています。よって、基本的には個人ユーザーから決済手数料を頂かないモデルになっており、代わりに購入店舗から決済手数料をいただくモデルになっています。個人ユーザーにとっては、支払い手数料や利息請求がないのに、分割して商品を購入することができるわけです。BNPLサービスの個人ユーザーのコアターゲット層は、

 

・クレカ決済でのリボ払いに疲れた人(米国にとても多い)
・FICOが無いor低いけど支払い能力はある人(移民の大半)
・上記どちらでも無いけどそこそこ高額なもの(100万円以下位)をしっかり計画性を持って購入、返済したい人(ペロトンとかこれです)

 

上記はりきまるさんツイートの抜粋です。詳しくはりきまるさんのツイートツリーを参照してください。意外と米国には上記ターゲット層は多く、皆さん深いペインを抱えていたようですね。Z世代やミレニアム世代を中心に一気に市場が広がってきています。

 

法人店舗ユーザーにとっても大きなメリットがあります。彼らにとっては、クレジットカードより支払い手数料が多くなってしまうものの、クレジットカードでは取れなかったSKUレベル(≒どの色のどの品番の商品)の商品情報を含めた購入ログを細やかに把握できるようになること、またミレニアム世代やZ世代といった比較的若い世代にダイレクトにアプローチできることなどを理由に普及が加速してきました。

 

法人側は小売店の他、メーカーがダイレクトに顧客に販売したい場合にクレジットカードよりも利点が大きいわけです。在宅フィットネス事業を展開するペロトン(ティッカーシンボル:PTON)などはまさにここに目をつけてAffirmとの連携を進めたんですね。

 

一部では、クレジットカードに比べて、与信審査が甘いという指摘も見られていますが、クレジットカードに比べて利用枠がそもそも小さく、BNPLは利用状況(返済履歴)に基づいて利用限度額が上がっていく設計になっているものが殆どです。数年前には、一部高額商品の支払いができないなどの事象が現れていたようですが、最近は精度も向上し、そのような現象も改善されてきているようです。

 

基本的な考え方として「BNPLは返済能力があるのに、米国内の旧態依然とした仕組みのせいでお金を貸せなかった人たちを救う」仕組みでもあります。

 

■Affirmの直近決算は?

Affirmは直近でアマゾンとの提携もあり、ガイダンスが非常に注目されています。直近の株価はアマゾン提携ニュースをトリガーに大きく窓を開けて跳ね上がっています。上値で飛び込んだ人が多くいたようで、Profit ratioは43.76%ですね。

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Futubullアプリの$AFRM日足チャート

さて、直近の決算はというと、下記の通りですね。

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Affirm Q4レポートより

×EPS:結果$-0.48 vs 予想$-0.24
◯売上:結果$261.8M(+70.7% Y/Y)vs 予想$224M
GMV growth of 106%($8.3B←$4.6B)

ガイダンスQ1
◯売上:結果$$240M-$250M vs 予想$233.89M

ガイダンスFY22
◯売上:結果$$1.16B-$1.19Bvs 予想$1.16B
◯GMV of $12.45 to $12.75 billion(+50%)

 

直近のEPSはミスしていますが、売上は大幅にクリア。ガイダンスも大幅にクリア。

AHで+22%まで上げていますね。

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Affrim Q$レポートより

ネットインカム(純利益)はマイナスですね。財務的にはまだしんどい感じなんですね。アクティブコンシューマー(利用者数)は710万人(昨年が360万人)貸倒引当金は

5.8%(昨年が9.2%)なので改善していますね。良決算でしょう!

 

ということで一旦速報終わります。下記記事も併せて読んでいただけると嬉しいです。

 

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※本ブログは特定の銘柄を推奨するようなものではございません。

※株式投資は自己責任にてお願いします。