ONEX’s blog

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PR TIMES & IDEAS FOR GOODの記事を読んで Vol.5

本日取り上げるプレスリリースは以下の3つです。

 

・電動マイクロモビリティー「Striemo(ストリーモ)」を開発、年内に販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000102850.html

 

・フランスのスーパーに導入された「旬の野菜かどうか」を知れるバロメーター

https://ideasforgood.jp/2022/06/13/seasonal-fruits/

 

こんにちは、ONE Xのしゅんです。今日からはIDEAS FOR GOODのニュース記事も含めて共有していけたらと思います。まず初めのプレスリリースは、電動マイクロモビリティー「Striemo」の開発及び販売についてです。Hondaの社内起業制度IGNITIONから生まれたカブーアウトスタートアップの株式会社ストリーモはHondaのエンジンを中心に創業され、「ユーザーの安心感」を大前提に運転時のバランスへの不安軽減や自然な乗車体験を可能にしているとのことです。

 

次のニュースは、「旬の野菜かどうか」を知れるバロメーターについてです。これはフランスのスーパーのカジノグループにより導入されたもので、バロメーターの導入は旬を意識した買い物を促進することを目的としているとのことです。

 

まず最初のプレスリリースについての筆者の所感ですが、近年電動スクーターの普及と法改正により移動手段が増えたように思います。しかしながら、課題として乗り物としての不安定性や危険な運転などが目立ちます。その中で自動車開発でノウハウが十分に溜まっているHondaの社内起業制度により生まれた会社のストリーモが安全性を意識した開発を行ったのは非常に関心が集まるところです。特に、「バランスアシストシステム」により、停止時も自立し転びづらくなったというのが一番の注目ポイントです。電動マイクロモビリティーの特徴として電動ならではの本体の重さが転びやすさや不安定性を高めていたからです。また企業としての信頼感も大きい。命を預ける乗り物だからこそこういった積み重ねてきた信頼と安心感はユーザーにとって新たな体験の一歩を踏み出しやすくすると考えています。

 

次のニュースについての筆者の所感ですが、二点あります。一つは環境負荷について。もう一つはデザインについてです。一つ目の環境負荷について、その時期に美味しい旬の物を食べるという先人がやってきたことが栄養面でも環境面でもプラスに働くという事実は非常に感慨深い。技術の発展によりその時期に今までは作れなかったものが作れるようになったり、届くのに何日もかかるものが数日で届けることができるようになった一方で、それの対価として環境に負荷を与えていたということです。またもう一つは、バロメーターとしてデザイン設計で意識を測っているのは非常に興味深いところです。システムの導入はコストがかかるものだがデザインの導入はコストを低く抑えることができるので、こういったより良いデザイン設計は効果がすごく高くなりますね。

 

ライター:濱本舜也