本日取り上げるプレスリリース及びニュースは以下の2つです。
・シェア買いアプリ年間売上No. 1※の「カウシェ」、総額約22億円の資金調達(シリーズB)を実施
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000064598.html)
・使われなくなった風力タービンが、スキー板に変身。北欧発の廃材活用アイデア
(https://ideasforgood.jp/2022/06/29/turbine-blades-skis/)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。今回もPR TIMESやIDEAS FOR GOODの注目記事を取り上げさせていただきます。まず初めのプレスリリースはPRTIMESからで、シェア買いアプリのカウシェの資金調達についてです。Bonds Investment Groupをリードインベスターとして、SIG Asia Investment, LLLP(米国Susquehanna International Groupのグループ会社)、三井住友海上キャピタル、Sony Innovation Fund、モバイル・インターネットキャピタル、電通ベンチャーズおよび既存投資家から総額約22億円の第三者割当増資を実施したとのことです。カウシェは誰かと一緒に同じ商品を購入する体験を提供したシェア買いアプリです。
次のニュースはIDEAS FOR GOODからで、風力タービンの廃棄活用アイデアについてです。現状として風力タービンの90%はリサイクル可能で、リサイクルが難しい部分についてスウェーデンの大手電力会社のバッテンフォールはスキー板やスノーボードにリサイクルすると発表したとのことです。
最初のプレスリリースについての筆者の所感です。シェア買いはリアルの購入体験でよく目にしていたので、非常に興味深く感じましたので取り上げました。具体的には、コストコなどでシェア買いをする人を多く見かけます。こういったリアルの体験をデジタルでも同じように実現しているところにVCは注目したのだと考えました。
次のニュースについての筆者の所感です。リサイクル可能な廃棄素材は世の中多くあり、ただそういったものでもリサイクル率100%というものは少なく、こういったリサイクル率100%を目標に掲げている企業の動向は今後も注目したいところです。また、他の企業もリサイクルしていることだけでなくリサイクル率の可視化も行っていくことで、比較できるようになり、成功事例のデータがより収集しやすくなると考えました。
ライター:濱本舜也