こんにちは。ONE Xのりゅうです。今日はONE Xも推進中の副業に関する記事を書いていこうと思います。最近、よく聞かれる質問で「副業って本業に活かされることはあるの?」というものがあります。これについて、3つの定量的な事実と定性的な内容を含めて語っていきたいと思います!さあ、行ってみましょう!
副業が本業に良い3つの理由
❶社外活動を行った人は組織コミットメント(≒会社愛着度)が高い
❷組織コミットメント(≒会社愛着度)が高い人は離職率も低い&業績も良い
❸社外活動(副業)は社員の満足度を高める
それぞれみていきましょう。
❶社外活動を行った人は組織コミットメント(≒会社愛着度)が高い
まずは、下記の図をご覧ください。リクルートワークス研究所の調査結果によると、副業などの社外活動をしている人の方が、行わない人に比べて会社に対するNPS(=ネットプロモーションスコア、会社への愛着度を表す指標)が高いという結果が出ています。簡単に申し上げると、
社外活動を一切やらない人は会社への愛着が低く、
社外活動をやっている人は会社のことも大好きな確率が高い
ということです。私は岡山出身なのですが、東京に住んでみて改めて岡山の良さに気づくことがありました。1社しか知らない人よりも相対的に複数の環境を知っている人の方が、よりその組織やコミュニティに愛着を持つというのはよくわかるかと思います。
❷組織コミットメント(≒会社愛着度)が高い人は離職率も低い&業績も良い
また、人事の方の中には「社外活動をしていたら離職してしまう可能性が高まるのでは?」と考えられる人もいるかと思いますが、実際の現象はこの逆です。上下の図を見ればわかるのですが、
社外活動をしていない人は組織コミットメントが低く、離職率は高い
社外活動をしている人は組織コミットメントが高く、離職率は低い&業績も良い
ということです。あくまで一部例外もあるかもしれませんが、定量的にみるとこのような事実が浮かび上がってくるのです。
❸社外活動(副業)は社員の満足度を高める
NHKの調査結果によると、副業を実際にやっている人に対して「副業を実際にやってみて満足しているか」という質問を投げたところ、6割以上の人が「とても満足」あるいは「やや満足」と答えたそうです。逆に「とても不満」「やや不満」と答えた人は1割にも満たないという結果に。希望する収入を得ていないにも関わらず、このような結果になった理由も書いていました。副業をした感想を複数回答で尋ねたところ
・視野が広がった 29.2%
・人脈が広がった 23.9%
・やりがいを感じた 23.9%
という結果になりました。副業を通じて自己の成長機会を感じられたのが大きかったようです。また、企業勤務者で社外活動を望む声は多い様です。これも同様の調査結果によると大凡6割強の人が本業に満足していても副業をやりたいと回答しているそうです。実際に「社内のスキルが社外でも活かせるかどうか不安」という声は多く、収入を増やすよりも自らの力試しの機会として、社外活動を行う人が多いのが実態のようです。
最近のツイッター界隈では、リクルートの新社長に抜擢された出木場さんも副業をしていたとして話題になっていますね。社会を変革するような大きなコトを成し遂げる人は、当然のように社外でもアグレッシブに活躍をしていて、副業もやっていますね。昔、経産省始動の講師でお世話になった篠塚さんも下記のようなツイートをしてくれていました。
「副業より本業やれ」「スキル開発の役には全く立たない」という人がもしもまた出現したら、リクルートCEO(予)の出木場さんは活躍前夜から副業をたくさんしていた。と、回答するのは当面の正解と考えられそうです。
— Takaya Shinozuka (@shinojapan) 2021年1月18日
副業を通じて原体験化が加速し、実力を大きく伸ばしていくことで、本業にも活かすサイクルが求められる時代になってきました。ONE Xとしては、JOB HASHのサービスを通じて、
副業が本業に活きるサイクルを作る
ことを実現していきたいと考えています。ぜひ興味のある人は下記より問い合わせを頂けると嬉しいです。我々は副業やプロジェクトベースの働き方が当たり前になる世の中を作るために全速力で走っていきます。ぜひご支援ご協力の程よろしくお願いします。