ONEX’s blog

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就活生向け!就活の向き合い方編!

こんにちは。ONE Xりゅうです。今日は就活系の記事を書いていこうと思います。「自分の選択肢の幅を広げてみよう」って話ですね。

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❶民間企業以外の選択肢
民間企業向けの就活をしていると、民間企業しか選択肢がないように思う瞬間もあるかもしれません。しかし、一度立ち止まって全ての選択肢が自分の掌にあることを認識しておいた方が良いと思います。

 

社会起業家
・スタートアップ起業家
NGO/NPO法人への就職
・一般社団法人などの非営利系組織
・中央省庁
地方自治体公務員(市区町村、県庁など)
・医療従事者等


言ってみれば当たり前のことですが、上記のように世の中には民間企業以外の仕事をされている方も多くいらっしゃいます。私の場合は総合電機メーカーに勤めていますが、塩尻市役所の特任CIO、経済産業省グリーン成長若手ワーキンググループ審議委員、ONE X、ELPIS、ONE JAPANなどの活動を兼務しています。

 

世の中にはビジネスモデルが成り立たず、民間のミッションとなっていないものが沢山あります。それはNGO/NPO地方自治体などが国の予算などを活用しながら、事業として推進しています。

 

人口が右肩上がりだった高度経済成長期とは異なり、現在の行政職員やNGO/NPO法人社員などは、人口減少や過疎などの、難易度の高い課題に向き合わなければならなくなってきました。私自身も行政の方々とプロジェクトを推進しながら、よく感じていることですが、今の行政には複雑な課題に向き合うプレイヤーが求められています。更には「地方をなんとかしたい」という強いWILLを持った行政職員が求められています。


安定のための行政職員ではなく、攻めの行政職員をもっと増やしていきたいし、行政を検討している皆さんにはそういった存在になってほしいと心から思っています。

 

「行政に勤めよう!」

 

とか言うつもりはありませんが、一度選択肢を広げて客観的に、メタ的にキャリアを捉える工夫をした方が、学生の皆さんの意思決定をした進路に結果的に自信を持てると思っています。いつまでも全ての選択肢を頭に入れ続ける必要はありませんが、一度広く捉えてみて、あらゆる選択肢を検討するステップは行っていた方が良い気がしています。


❷あらゆる業界をみてみる
よく学生の皆さんには、


「知らないものは好きにはなれない」


という話をさせてもらっています。私は就活を始めるまで「商社」という仕事があることすら知りませんでした。笑 皆さんからすると「どんだけ情報弱者やねん」とか「これだから岡山の田舎もんは」とか思われてるかもしれませんが、マジで商社がどんな仕事をしているのか、全く知らなかったんです。笑


電通とか博報堂のような広告代理店の仕事についても全然知らなかったです。就活始めてから広告代理店の先輩に出会って、


「こんな面白そうな仕事あんねや」


って気付かされました。結果的に商社にも広告代理店にも行くことはありませんでしたが、就活の段階でこの2つの業界を知っていたことは仕事を進める上でもだいぶプラスに働きました。入社1〜4年目までは商社の人と仕事をすることがありました。入社7〜8年目は広告代理店の人と仕事をしていました。就活時に、彼らの仕事内容を知る機会があったので、一緒に仕事をする際にもコミュニケーションがしやすかったのをよく覚えています。


社会人になるとなかなか他業界の仕事内容を詳しく理解するという機会に恵まれないんですよね。なので、この機会に「知らない業界を知る努力」をすることをおすすめします。


思い返せば学生時代に商工会議所の青年部に所属し、地方自治体の方々とか中小企業の社長とかとやりとりしていたから、今現在行政の人たちと心地よく仕事ができているし、メーカー以外の業界をみていたからこそ、商社や広告代理店など異なる業種の皆さんとストレスなく仕事を進めることができるようになってるんやと思います。


就活の時だけ意識してねという話ではないのですが、知らない業界のことを知り、社会構造を理解することは今後のキャリアや自分の生き方のスタイルを決めていく上で、とても大事なことだと思っています。少し冗長になってしまいましたが、皆さんも価値観ガチガチに絞らず、あらゆる選択肢をテーブル上に出してからキャリアを選択してほしいと思って書かせてもらいました。皆さん、応援してますよ〜!

 

こちらに就活まとめ記事も作っているので、興味ある記事もぜひ覗いてみてください!

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