本日取り上げるプレスリリース及びニュースは以下の3つです。
・ナレッジワーク、Salesforce Venturesなどから資金調達。Sales Techを展開する事業会社との連携を推進(シリーズAラウンド2ndクローズ)
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000063428.html)
・シンプルフォーム、法人調査プロセスを自動化する「SimpleCheck」を正式リリース ~シリーズAラウンドにて7億円の資金調達を実施~
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000101212.html)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。今回もPR TIMESやIDEAS FOR GOODの注目記事を取り上げさせていただきます。まず初めのプレスリリースは、株式会社ナレッジワークがSalesforce Ventures、ユーザベース、Sansan、One Capitalを引受先とするシリーズAラウンド 2nd クローズにて、2億円の第三者割当増資を完了したことについてです。この度の資金調達及び事業会社との連携を通じて、国内におけるセールスイネーブルメントの普及及び顧客への提供価値の向上に取り組んでいくとのことです。セールスイネーブルメントとは、「営業ができるようになる」という営業担当の「成果の向上」や「能力の向上」を実現する営業強化の手法のことです。
次のプレスリリースは、シンプルフォーム株式会社が法人調査プロセスを自動化するクラウド型ソフトウェア「SimpleCheck(シンプルチェック)」をリリースしたことについてです。サービス開始の背景には、金融サービス非対面化の波と規制強化の流れがあり、それがボトルネックとなり商売のスピードとスケールを阻害している現状がありました。今後は個人事業主を調査するプロダクトのリリースも予定しているとのことです。
最初のプレスリリースについての筆者の所感です。営業手法については企業ごとに標準化されているところもあれば、属人化しているところもあると考えています。また、標準化しているところでも細かい手法などは属人化しているというところが多いですよね。そういった中で、こういった営業担当の悩みを解消できるツールの使用は営業担当間での共通言語化にもなると考えています。
次のプレスリリースについての筆者の所感です。デジタル化の推進により会社の設立やその会社のホームページの作成などが以前よりも容易になりましたが、情報量の多さや業務の煩雑さもあり法人調査における現場担当者の負担が現状としてありました。そういった中で、情報の乏しさが原因で審査が通りにくかった人にも審査ができるようになるというのは、起業や事業の加速を後押しするといった意味で非常に期待が持てると考え